どうも、巴雪緒です。
『101通の手紙』はお楽しみいただけたでしょうか?(まだの方は、読んでいただけると嬉しいです)
この話は概要欄で書いた通り、スマホ内のメモを整理していたら出てきたものです。
見つけた時には既に完成していたのですが、何故か誰にも見せていない状態だったので、折角ならと思い投稿しました。
ちなみにこの話は大体当時のままにしております。
(この作品に限らず、発掘したものは当時の文章を添削したり、少し設定を変更したりしております)
自分は実家から出たことがないのもあって、かなり曖昧に書いている部分も多いです。
読み返して考えてみれば「ただなんとなく目的もない状態で上京って中々まずいのでは……」と思う所もありますし、手紙を頼りに調べまくって会いに行くのも凄いことをやっているなと思います。
でも人生って何があるかわからないですし「“俺”にとって違う環境に行くことはきっとプラスになるのではないか」とも考えながら当時は書いていたのではないかなとも思っていたりします。(それに自分としては、この物語に現実味が全くないとは思っておらず、多かれ少なかれそんな人もいるのではないかななんてことも考えていたり……)
ちなみに白咲さんの設定をミュージシャン希望にしたのは、高校時代にバンドマンになるといって中退した同級生がいたことがきっかけです。
(上京となるとやっぱり、自分を表現するお仕事に就くためにするイメージが強かったので)
自分の高校時代には”声優さんになりたいため”に声優について学べる短期大学に行った同級生や、”バンド組んでドラマーとして活躍したいため”に音楽専門学校に行った同級生など、色んな方がおりました。
今考えてみれば、18という歳で自分の将来の夢が定まっているのは本当に凄いと思いますね。
それと3ヶ月後にしたのは、半年以内ならまだなんとかなるのではないかと思ったからです。
(両思いでも何年も連絡を取らないでそのまま自然消滅することはよくあるし、それだったらまだほんの少しだけ希望を残しておきたかったので)
ちなみに語り手と白咲さんが恋仲になったかは、皆様のご想像にお任せします。