どうも、巴雪緒です。
『元カノがAV女優になっていた』はお楽しみいただけたでしょうか?(百合であり尚且つ、タイトルがタイトルなので苦手だと感じられたら逃げてください)
今回はこの作品の裏話というか、初期段階の話でもしようかと思います。
ちなみにこの話は実体験とかではなく、ただただ思ったものを書いたものなので、エッセイとかではないです。さらにいうとモデルになった人物もいないです。
当初のタイトルは『元カノ(or友達)がAV女優になっていた(百合)』となっており、投稿する間際で、『やっぱり彼女はきれいだった』と迷っておりました。
(あと百合にしたのは完全に趣味です)
物語を作る際、基本メモアプリにざっと書いてからそれを文章にまとめるのですが(たまに勢いに任せて書く時もありますが、大体完結までいかないです)このようになっていました。
1.ある日突然LINEが来た。
2.それは高校時代の元カノがAV女優に似ているとのことだった。(クラスの1人)
3.本人に連絡したら、「そうだよ!私デビューしたんだ~」と軽い返信が来た。
4.送られてきたURLはサンプル映像
5.細身の肉体に、不釣り合いな大きな乳房、引き締まったお尻に、顔は当時から可愛かったが映像の彼女も美しかった。
6.密かに彼女のファンとなっていた。
7.しばらくすると彼女から連絡がきた。
8.「仕事の都合で来たけど、ホテルがないため泊めてほしい」とのことだった。
9.家にきた
10.彼女がお風呂から上がるとはやりタオルからはみ出る肉体に興奮した。
11.煩悩を掻き消そうと寝ようとした時、彼女からキスされた。それからのことはほとんど覚えていない(曖昧だった)
12.頭がぼっーとして、柔らかい体に包まれて心地が良い。
13.彼女の喘ぎ声がかすかに聞こえた。
14.次の日、昨日のことは2人の秘密といって私にキスをしたあと出ていった。
15.しばらくして、彼女が亡くなったことが取り上げられていた。
16.掲示板だと、彼氏に借金を背負わされてしぶしぶAV女優になったとのことだった。
17.私は彼女にとって、最後にセックスした人間になるのではないかと思いつつ、なぜだか涙が止まらなかった。
彼女の性格はあっけらかんと言いますか、軽そうに見えて、実は重かったみたいな設定でした。ただ、読み返した時に「下手に重くしてもな……」と思うところがあったので辞めました。(デリケートな部分も取り扱っているのと、実際に活動されてる方々に偏見を持つつもりがないからです)
ただ影響を受けたといいますか、過去に中村淳彦さんの本をチラホラ読んでいたのもあって、多分そういった職業が少しだけでも出てくる話を書こうと考えたんじゃないのかなとは思います。
ちなみに一番書きたかった部分は最後の「なぜだか涙が止まらなかった」というところです。そこは最初期の段階から思いついていました。
物凄く飽き性なので、無事に完成させることが出来て良かったです。
これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。