皆様、初めまして!創造執筆者です。 「自分から追放された元貴族令嬢ですが許せないので見返します」を投稿中です。 小説を読むのが好きな私ですが、今まで読んできた多数の作品に感化され自分でも作品を書いてみたいと思いました! まだまだ、実力不足な私ですが皆様に評価していただけるような作品を書けるようになれば良いなと考えております。 私の作品が面白いと感じていただけたら、ぜひ他の読者の方にも伝えていただければありがたいです。 ぜひフォローや星などの応援を頂ければ作者冥利に尽きます。 皆様どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
今までは読む専門でしたが2024年1月から書きはじめました。 毎日1話以上の更新を目指しています。 よろしくお願いします。
☆2022/8/9『王弟殿下のお茶くみ係』がRenta!コミックス様より電子書籍として配信開始! ☆2023/1/18『名も無き幽霊令嬢は、今日も壁をすり抜ける ~死んでしまったみたいなので、最後に誰かのお役に立とうと思います~』がNiμノベルス様より書籍化! ☆2023/8/12『名も無き幽霊令嬢は、今日も壁をすり抜ける ~死んでしまったみたいなので、最後に誰かのお役に立とうと思います~』がpixivコミック様にてコミカライズ連載中! ☆2023/8/22『王弟殿下のお茶くみ係』がRenta!コミックス様にてコミカライズ配信開始! ☆2024/8/10『王弟殿下のお茶くみ係』のRenta!限定版コミックス完結! オリジナル小説を掲載しています。 恋愛もの多めですが、ファンタジーが執筆基盤の人間です。たまに思い出したように現実世界のお話を掲載するかもしれません。 基本は「小説家になろう」様に生息していますので、こちらへの作品公開はそれを追う形になってしまいます。ご了承くださいませ。 なお、SNS系は一切やっていません。 同姓同名を見つけても別人なので、お気を付けください。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。