『第二の生』の誕生から運命の日ーーー2005年1月11日までを描く……今に繋がる物語。
《次の貴方達は『精霊』として生きてもらうわ》
第二の生ーーー2度目の命を授かったオロチとアレスは、精霊として運命を歩む。
もちろん彼らは知る由もない。これが『創られたもの』だということを。
「…おい、話が違うぞ」
「精霊なのに何故羽が無い…」
『精霊』として生まれたはずが何故か人間のような姿となった理由が、全て明かされるーーー
「お前たちは選べない。お前たちがもつ核(コア)は、『神』か『竜』か『人間』にしかなれない核だ」
「「なっ……!!」」
「……父さん。僕はやっぱり博士になんてなれない」
「すまぬ、マヤネーン。お前にしか彼らを頼めないのだ…」
マヤネーンの父アズレーン・シューベルの行方不明、そしてマヤネーンが選ぶ道が明かされるーーー!
「……僕はこの世界が、運命が憎い。けど彼らならきっとこの世界を変えることが出来る。……だから僕は彼らのために戦う。それが、僕が父さんと同じ道を行く理由だ」
『今』の発端は、全てここに始まるーーー
神竜の英雄叙事詩 Episode of 0〜運命の日〜
2023年2月 投稿予定
「…博士は外見だけ。中身は君達と同じ戦士であり、ただの人間だよ」