こんにちわ、加賀宮カヲです。
間に年末年始と「目の調子が悪い」を挟んで、完結に一ヶ月かかってしましました。
第三章兄と弟に入ってから、ジョージがヒロイン化しています。基本的に独占欲が強い兄弟なので、間に立たされる人間はもれなくヒロイン化しがち。
四話構成で、既にエピソードは最終回を迎えております。
【小説リンク】
https://kakuyomu.jp/works/16817139556426295611/episodes/16817330651235614267【あらすじ】
キングとジョージがついに激突。洗脳を解かれた事により、新たな葛藤を抱えるジョージ。カインを奪取されて激高したヨシュアは、キングと父オリヴァーの接触に気づいてしまう。心が離れてしまった父と妹アンナの決断。狙われるクロエ。ここに来て、筋の通らない行動を取り始めたキング。その胸中とは。
【登場人物】と【キーワード】
※以下URLを参照してください
https://note.com/amaterasraiwa_99/n/n2db83711d0bd【作者から一言】
大アルカナ「力」
キーワード:意志 行動 有言実行
正位置の意味
有言実行が求められます。状況を打破するためには強い意志が必要な時です。他人にまかせて自分は傍観していればうまくいく…なんて甘い考えでは成功できませんが、あなたは潜在的に力強くエネルギッシュな人間です。
逆位置の意味
かなり強い脱力感を味わうことに。無理だと感じながらも頑張ってもうまくいかないことも人生には往々にしてあります。自信が揺らいで地の底まで落ち込むかもしれません。考えすぎると心を病んでしまいますから要注意。
引用:78枚の全種類のタロットカードの意味一覧!(
https://meigen.keiziban-jp.com/manabi/renai/uranai/tarot-card/) ◆
有言実行に関しては、この作品って女性陣の方が覚悟ガンギマリ勢なので。男性陣の方が軸が定まらないと言うか、何がしたいねんと言うのが浮き彫りになってもうたと思いました。
ジョージをひたすらに迷う、その場の勢いに流されてしまう人として描いているんですが。彼は今後、変わっていくと思います。
一部のキャラを除いて『対話から目を背け続けた末路』が根底にあるんですよね。アンナは、その事を悔いている描写を都度入れてました。トロイ組も明日が分からない人達なので、対話はしておこうという考えです。
問題はキングとヨシュアなんだよな。
父オリヴァーが、対話から目を背け続けた人なので。似なくて良い部分に限って似るのが親子なんだよなあ……と思いながら書きました。ちなみに肝心な部分でやたらと受け身なのは、母エヴァ譲りです。
何気に割を食いまくっているのが、眼鏡のマシューとフランツ叔父さんですね。キングが知らなくて良いで遠ざけてしまった結果が今なので。フランツ叔父さんに至っては、死神の存在すら知らないという。
ぼちぼち終わりが見えてきているこの物語ですが、ラストに向かってどう動くのか。
ジョージとアンナの動向が相当なキーとなります。がんばれ、二人。
それでは『平和の鐘』をよろしくお願いいたします。