私の小学生の頃の将来の夢は小説家でした
しかし私は今現在、、ミュージシャンという職業をしています
ミュージシャンは私が大学生の頃に本当にやりたいと思って、いわゆる就職活動をせずに、踏ん張って手に入れた職業です。とても誇りに思っています
しかし人の夢というものは変わってゆくものですよね
私も10年後には何か別の仕事をしたいと思っているかもしれません
でも、あの時「好き」と感じた自分は間違いなく本物だったはずです
そんなことを考えたときに、「挑戦せずに消えていった夢」っていうのはなんて虚しいものだろうと思いました
私は小学生の頃、間違いなく小説家になりたかったはずなのです
文集にもそう書いてあります
しかし、思い返せばガッツリと小説を書いて、自分の小説と向き合ったことはなかったかもしれません
これこそ「挑戦せずに消えていった夢」だと思いました
白状すると目標とするミュージシャンとして生計を立てることを達成し、人生のゴールを迎えたと調子に乗っていたのですが
私もこんなに虚しいものを背負っていたんだとしみじみ感じ入ると、人として初心に帰る思いです
拙い文章かと存じますが、目に触れていただいた方に少しでも楽しんでいただけたら幸いです
今後とも、よろしくお願い申し上げます