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コミュニティー用

他の作者様方との交流用に作りました。
おすすめレビューに対する返信や、皆さんが読んでいる本などを教えていただく際に使っていこうと思っています。

5件のコメント

  • 名もなきGです。

    せっかくお話しの場を設けていただきましたので、頂いたコメントの返信こちらでさせていただきます。

    ブライアンの性格

    2章でわかるんですけれどもそこまで冷徹じゃないんですよね。イメージとしては初めは新入社員に強く当たるけど、だんだん頼りになる上司そんな感じです。僕の過去に出会った人がモデルになっています。なので、おせっかいなことを主人公に言う一方で、仕事はきちんとこなし、殺す相手には容赦しない。そのことを意識しました。なので、この章では浮かれる新入社員と新入社員に厳しい上司の絶妙な関係を想像していただけると幸いです。そして、彼の言葉はこの作品のメッセージを構成しています。なので、彼のセリフは多少違和感あっても、残したいんです。僕は意外と面白いかどうかと同等に物語内にメッセージを入れることを大切にしたいのです。スティーブン・キングがインタビューで言っていた、「フィクションの方がときに、現実をよりよく描写する」が僕の話の原動力になっています。

    「語り手のずれ」に関して

    これは初期に誰の視点で話を進めるかよく考えないで書き始めたせいだと思います。2章では視点を完全に統一しているのでこうしたところは減っているとは思います。今回ご指摘いただいた部分も、勘違いされないように一部書き直してみました。

    そして、文学的表現の欠如について、これはおっしゃる通りで普段小説読むより、映画ばかり見てます。なので、

    https://kakuyomu.jp/works/1177354054918369534

    でも書いていますが、映画のような作品にしたいということで、最低限の描写しか描かないと思い書いておりました。私が今、文学表現に手を出すと竹やりで飛行機に挑むようなものだからです。
    また、別の方に一話当たりの文字数が少ないとコメントでご指摘を受けたことがあったのですが、私はそのとき文学的な表現の描写がごっそりぬけているため、将来そうした描写を追加してちょうどよい文字数になるようにしていると申し上げました。
    そして、実はこの作品、当初はライトノベルよりに書いたつもりだったのですが(正統派で行くと、一切表現やルールで妥協できなくなるので)文学よりの作品、とほかの方にご意見いただき、表現などやルールに沿って書き直したことがありました。

    ですが、そうして書き直したおかげでいわしさんも、こうして表現に関してご意見くださったと思いますので、書き直して本当に良かったと思います。

    村上春樹は『海辺のカフカ』を読みました。『ねじまきスパイラル』を買ったので、また落ち着いたら読もうと思ってます。私も文学的な表現や比喩表現が上達したら、その道真剣に考えてしますかもしれません(笑)

    また、今後もし読み進めていただけるなら、結局メッセージはあったのかやこれで伝わるのか、も教えていただけると幸いです。

    本当にご指摘などありがとうございます。よろしければ今後もお付き合いください。

  • 活用してくださって嬉しいです。
    なるほど!登場人物のセリフにも寓意があるんですね。作家さんのこだわりがあるのならば、まったく変える必要はないと思います。一章までの浅い読みで論評してしまったのは軽率でしたね。お詫びします。
    ただ、やはり人物に深みを持たせるのは二面性です。ギャップと言い換えることもできますが、無口なプロフェッショナルという人物像に急に人間味のある温かい部分が見えるとやはり魅力が出てくると思うのです。これは実生活でもそうだと思いますが、「明るい人」はいつも明るいわけではありませんよね。カクヨムにはキャラクターの性格や行動を画一化してしまうことが原因で登場人物に人間的な深みが出ず、物語の一部としてしか機能していない作品が多くみられます。そのほうが分かりやすいといえばそうですが、より読者の心を揺り動かすのがそういった作品ではないというのは明白でしょう。
    とはいえ、名もなきGさんの写実的で映像的な作風に、そういった心理的な二面性をもたせることはむしろ邪魔かもしれません。主人公におせっかいをやきだすのはもう少し後、例えば主人公が大きなミスをした後、などでもいいように思いますが、シリーズ全体をコンパクトにまとめるには仕方のないことかもしれません。
    「ライトノベル寄りに書く」とおっしゃっている時点で、名もなきGさんが本来持つ作風がライトノベル寄りではないことを示しているような気もします笑そもそも一概にライトノベル(エンターテインメント)/純文学と分けるのもナンセンスだと思いますし、「映像的で描写を省いた作風」ってとても面白いと思いますよ。「名もなきG」さんが文学的な表現を盛り込んだ作品も見てみたいですが、むしろそれらを少しも入れない、各読者の頭の中で映画が展開していくような作品ができるとしたら、それは「名もなきG」さんの専売特許といえるような個性的な作風になるでしょう。僕はむしろそっちを見てみたいです。
  • そういった作風を目指すならば、身に着けるべきはむしろ文章のテンポを操る技術だと思います。映画でいうところのカット割りや音響の部分を務めるのが文章のリズム感だと思うからです。
    さらにいえば心理描写、風景描写よりも、人物の細かい動きを描写するほうが効果が出るかもしれません。例えば目線の動き、顔のしわ、手の骨をならす仕草などですね。これはまさに映画の持つ魅力で、多くを語らなくてもそういった仕草なんかで情報を伝えることができれば、苦手な部分を避けつつ物語に深みを生むことができるのではないでしょうか。映画に作品のルーツを持つ「名もなきG」さんだからこそなせる業です。
  • ご返信ありがとうございます。

    また、文章のリズムや動きで感情を表現する技術を研究しようと思います。
    ともかく、何か読まないと指標ができませんしね。意図してそうなっているのと、無意識でそうなっているのでは違いがあると思いますし……

    たしかにライトノベルかそうでないかの境界は曖昧ですね。出過ぎたことを言いました。

    また、何かありましたらおっしゃってください。多分最後の方とか気になる部分出てくると思うので……

    僕もなにかあればお力になりますので!(僕の近況ノートお好きにお使いください)本当に色々とありがとうございました。
  • こちらこそ出過ぎた真似を申し訳ありません。私が書いたことはすべて私の感想にすぎませんのであくまで一意見としてお捉えください。
    上手く意見をまとめることができなくて読みにくかったですよね。すみません。
    またよろしくお願いします。
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