• 現代ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

メガロドンを恐竜扱いしていいのか?

【幻想生物(モンスター)と恐竜、どっちが強い?】第2話について
 あんな次回予告を書いておいてアレですが、最初に釈明させてください。

 メガロドンは、恐竜じゃありません。

 ええ理解《わか》っていますとも。恐竜時代のサメを出したいんなら、もっと適役がいるってことは。モササウルスというサメっぽい恐竜がいたことは。
 ですがサメ映画的に考えて、サメ=ホホジロザメなのです(諸説あります)。

 しかしモササウルスはどことなくモサモサしていて、サメっぽくないフォルム。
 対してメガロドンはほぼホホジロザメを巨大化したもの。おそらくカラーリングも似たようなものだったでしょう。これぞザ・サメです。

 サメという生き物は、恐竜が誕生する以前から存在する、とても古い生物種です。ですがメガロドンは恐竜時代よりあとに生まれました。
 そこで、こう考えてはどうでしょうか。
 恐竜時代は、全ての生物が現代よりサイズ大きめでした。恐竜も虫も、でっかい生き物が地上を闊歩していました。

 つまり、ただでさえ巨大なホホジロザメのさらに2倍以上というビッグボディを持つメガロドンは、まさにサメ界の恐竜である——と言えなくもありません。

 以上のような理由から、メガロドンの出演が決まったのです。
「サメをどうやって魔界まで持っていくんだよ」
 というのは作中で一応理由付けしますのでご心配なく。

 ですがまあ、サメ映画ではサメが空を飛んだり地中に潜ったりする理由はスルーされる傾向にあります。そんな細かい設定を気にせずとも楽しめますとも。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する