「異世界に飽きたら読むべき作品」
なかなか、良いコピーを戴いたなーと思う。
カクヨムのレビューは褒めすぎっていう記事をいくつか拝見しましたが、せっかく褒めてくれてるんだから素直に受け止めれば良いのよ。
よその方がせっかく、自分の作品の「褒め」ポイントをくださるんだもの……。
自分の中で消化して、アピールポイントに変えて行きましょう。
「異世界に飽きたら読むべき作品」
「龍之介は座敷童のよう」
「ワンセットの江戸の町」
うん、好きだな。このコピー。
振り仮名機能があるカクヨムさんでは多分、まだいただいたことはないと思いますが、基本的に私の作品にネガティブなコメントくださる場合……
「この漢字なんて読むかわかんない」
この批判、非常に多い。
なんて読むかわからない
言葉の意味がわからない
ことわざがわからない、どう使うのかもわからない
だから、ことわざとか熟語をネタにすると、「え? 虫が蓼を食うってどういうこと?」と、そこから説明することになる。
蓼食う虫も好き好き
割れ鍋に綴じ蓋
漢字や言葉の意味を間違っているなら別ですが、プロが校正をかけたものまで「漢字読めない」「ことわざわからない」と批判されたことがあり、プロの校正さんが「どこまで振り仮名ふればいいですか?」とおっしゃってたこともあった。
もちろん、「江戸風俗の調べ方が足りないところがあるんじゃないだろうか?」という至極まっとうなご意見も戴く。
その方の記憶違いでご意見をいただいている場合があるから、それはきちんと調べ直した上で、ご説明させていただくこともある。
(説明を求められてない場合はほっとくけど)
時代劇等がお好きで、「この作品では江戸の良さを出していない」とおっしゃる方も、いらっしゃる。
この小説のコンセプトとしては江戸風俗と現代の価値観の融合……なので、史実に基づいた江戸時代をトレースしても仕方ない。
それなら、もうすでに「大奥」という素晴らしい作品がある。
あくまでも、この世界は「ワンセットの江戸の町」「江戸シティ」なのだ。
だけど、「江戸の良さが出ていない」というのはきちんとしたご意見だし、そう感じさせてしまうのなら私の努力不足だと思うので、受け止める。
「文章や構成が綺麗にまとまりすぎて嫌い」といわれたこともあった。
それはもう、お読みくださった方の好き嫌いに合わせることが出来ずに申し訳ないとしかいいようがない。
批判のあった文章に関してはプロの添削を受けていたので、その先生の作品ともきっと合わない読者さんだったんだろうと思う。
だけど……わたしへの感想って、「文章そのもの」の感想がおおいな~と、思ったりもする……
内容についても……是非。