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架空アニメのためにノベル書きました

架空アニメ「シャイなサキュバスちゃんのアオハル奮闘記」の原作を急遽書きましたサンサンカイオーです。お久しぶりです。

突然ですが、私の名前は酸性雨の原因のひとつでもある科学物質「三酸化硫黄」が由来です。化学式で書くと「SO3」となります。「SO3」……「SO」「SO」「SO」……はい、その通りです。

お気付きの方もいらっしゃったかと思いますが、サンサンカイオーは、ボカロPでもある「そそそ(津久井箇人)」のペンネームなのでした。引き続き、ノベルなどの物語を書く際はサンサンカイオーを名乗っていく予定ですので、どうぞよろしくお願い致します。

さて、本題。

今回、Twitterとニコニコ動画を中心に展開される「架空アニソン祭2023」という企画をたまたま見かけまして。これはぜひ参加したいと気軽に参加表明したまでは良かったのですが、一言に「アニソン」と言ってもテーマがなければ何も作れないことに気付きました。

作曲家として、実在のアニメソングのコンペティションに参加したこともあるので「まぁイケるやろ」ぐらいの気持ちでいた自分があまりにも甘かったのです。タイアップしたい「アニメ」自体が存在せず、そこから想像しなければならないわけですから。

同じサークルでイラストを手掛けるうみねこの協力を仰ぎながら、まずは架空のアニメをどういうものにすべきかを考えました。

かねてより「ラブコメ」が好きな我々は、ラブコメのストーリー展開や世界観づくりに着手。しかし、考えるほどにラブコメというジャンルは奥が深い。「1対1」の関係にさまざまなトラブルが巻き起こるもの、「1対2」の三角関係でハラハラさせ続けるものなど、登場人物像をイメージするのにも悩み、苦しみました。

異世界ものなどを混ぜてみるといった奇をてらった発想をしていく中で、異種族同士の恋愛が面白いのではないかという方向にイメージが転がり出しました。

白羽の矢が立った異種族は「サキュバス」です。もし、純愛に憧れるサキュバスがいたら、それはとても苦労することになるのではなかろうか……といった所から想像が膨らんでいき、こんな世界観ができあがりました。

男の子の主人公は、あくまでも読者と似た感覚を持った等身大な存在であってほしかったので「ヒューマン」に。人間とサキュバスが、清純な恋愛をするとしたら、一体どんなことが起きるのか。少し想像するだけでも、さまざまなトラブルが想像でき「これだ!」となりました。

今回公開した5話では、構築した世界観のほんの一部、2人が出会い、関係を築き始める直前までを描いています。

架空アニソンを作るには十分すぎる、世界観、ストーリー、魅力的な登場人物たち。物語を作りたかったのか、音楽を作りたかったのか、今となっては自分でもわからなくなっていますが、このコンテンツをとても気に入っています。

ノベルを読んでくださった方は音楽を。
架空アニソンを聴いてくださった方は物語を。
ぜひ相互に楽しんで頂ければと思います。

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