７歳にして、突然前世の記憶が蘇ったロザライン。自分が「ロミオとジュリエット」の物語の世界に転生したことを知る。物語のヒロインであるジュリエットとは従妹同士。物語の内容を知るロザラインは、ジュリエットの未来は絶望的に思えた。なぜならジュリエットの運命の恋のお相手ロミオは、モンタギュー家の悪童として知られていたからだ。そんなロミオと、この愛らしい４歳の従妹が将来、恋に落ちる？ あり得ないと思っていたが、ある出来事をきっかけに、許婚のティボルトとは気まずくなり、仲の良かったジュリエットとも疎遠となっていく。
それから数年が経ち、ジュリエットと再会したが、彼女はロザラインが知る彼女とは違っていた。その頃には敵対しあうキャピュレット家と、モンタギュー家の仲はますます酷くなっていた。その諍いを収め、従妹の将来を思い、許婚との仲をやり直したいロザラインは、ある計画を思いつき大公殿下に勧めるのだった。
と、いう内容の話を投稿しました。どうぞ宜しくお願い致します。