🔴新編 長安変奏曲(古代~近世官能シリーズ⑦)、
https://bit.ly/410wYps 第18話 住居建築が3Pに影響するんじゃね!
https://x.gd/B6PfI”場末の醉月楼や紅花楼やけ?高級娼館の花月楼みてえな部屋と部屋の仕切りがレンガの壁なんちゃなかよ! 閨房の間を仕切るのはペラッペラの絹の幕だけやっちゃと小梅は説明。葵は、じゃあ、隣が丸見え、丸聞こえじゃね!と驚く。”
なんて言われても、現代人にはピンときません。今から千二百年前の華北の長安(キングダムの舞台の咸陽の渭水を挟んだ北側に漢が作った都市)です。ガラス窓もありません。日本の障子や襖もあったかどうか。
第一、兼好法師が『徒然草』第五十五段で述べた「家の作りやうは、夏をむねとすべし」などは大陸性気候の長安では考えられません。凍死します!障子や襖などは冬寒くて実用的ではありません。
第18話 住居建築が3Pに影響するんじゃね!で千二百年前の唐の長安の銀座・祇園みたいな平康坊の娼館の話がでてきますが、唐長安の娼館ってどんな建物だったか、想像できないですよね?それをチョロっと書いてみました。
西暦805年頃の長安の娼館建築
https://x.gd/I60LT805年の唐の長安。場末の酒肆「醉月楼」の小梅と娼館「紅花楼」の小蘭が深夜酒を酌み交わす。橘逸勢が『金龍楼』で金100両勝った話をしている。遣唐使船の佐伯と高橋も勝ったらしい。二人の身請け金を出させようと企む。
さて、そこで、遣唐大使の葛野麻呂が「空海殿、逸勢殿、知らせがある。延暦23年、我らと共に入唐した遣唐判官高階遠成は、今、長安にて遣唐使の滞在を支えている。遠成は朝廷の命を受け、仏典の運搬と我らの使命の完遂を担い、汝らの学業と安全を管理している。我らは間もなく、延暦24年5月に明州を発ち、対馬を経て帰国し、節刀を返上する。德宗帝の崩御により、唐の宮廷は動揺しているが、遠成がその間を取り持ち、君等の使命を支える」と告げた。
空海、逸勢が日本に帰国。
第19話 逸勢の御礼接待
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