いつも小説の閲覧・評価ありがとうございます。羽寅と申します。
早いものでもう6月となり、2022年も残り半分になってしまいましたね。
そんな中、先月残っている思い出と言えばやはり「善き行いは過去の虚像」
正直言ってしまうと、「モブに恋した~」や「逢狂町」と比べればPV・いいね・星の数は多くは有りません。やはり“見られる”というのは書く側にとってのモチベーションアップに繋がるでしょうし、実際の所自分もPV数が増えれば嬉しいです。
ただ、それ以上に大事なのは自分が書きたい作品を書くこと。まだまだカクヨムに登録して一年も経っていない新参者ではありますが、そういった感じの気持ちを胸に秘めながら日々過ごしております。
そんなわけで「善き行い~」は全5話という短い話数ながらも、個人的にはとても思い出と親しみを持ったお話になってくれました。
能 紺さまの自主企画の方で記されていた落田静の設定は本編内で書くことは無く、それならば加賀の過去も描写しない方が綺麗だろうという事で書きませんでしたが……少し勿体ないかもしれない。
ここで少し出すと、加賀は数年前に妹を不慮の事故で亡くしており、部屋に飾ってあった絵はその妹が描いたものでした。偶然にも年齢・性格が似ていた落田と出会い、過去の幻想に囚われていた加賀は、少しづつ落田静という人物を見るようになり、05に繋がります。
これを本編で書かなかった理由のもう一つは、加賀というキャラクターを具体的に想像させたくなかったからです。そもそも下の名前も出してないし、右足の怪我は例の事故が原因、というつもりで書いておりません。
読み手側に想像の余地を残すか、全てを描写し切るのか。というのは好みや作風で別れると思いますが、「善き行い~」は前者になります。(ちなみに「モブ恋」は後者かな)
閑話といった形で続きや途中の話を書くことも出来るので、あの二人の掛け合いを再び書きたいですね。いつになるかは分かりませんが……
というのも、実は近々新しい小説を投稿しようと考えています。非常に怖いテーマにはなるんですけど、異世界物を予定してまして。まだ先にはなると思いますが、見ていただいた方を満足させられるような内容にするよう頑張ります。
では。