有線いやほん

ふたりきりのカラオケボックス。私が歌うラブソングを、英語がわからない彼女は無邪気にくり返した。 ――――――― 書きたいところだけ書きました。百合は初書き、難しかった⋯⋯。

　カクヨム初心者の私〈有線いやほん〉が皆様の質問企画に参加させていただきます！　ぜひ私のことをもっと知っていってください！　企画の開催主様には本当に感謝です！

キミに会えるかもって、ちょっとでも期待しちゃった夏祭り。会える保証なんてないのにオシャレするワタシは、一年前からキミに片想い中です。

中学３年生の12月、僕はどこまでも澄んだ漆黒の夜空の下をひとり歩いていた。受験への重圧、自身への劣等感、将来への恐怖、そんなものを忘れて僕が見惚れたものは――。

13年前のあの日、祖父母の家で私が会ったのは、おじいちゃんの愛人とその娘だった――。優しかったはずの祖母の怒鳴り声、愛人の陽気な態度、無表情の乳幼児。あの日をきっかけに、私は「あ…

私に告白してきた彼。ずっと良い友人だった彼。振られた後も私の世話を焼いてくれる彼。それでもきっと、彼の気持ちは私の心に届かない。

再来月には高校受験。本来なら多忙なはずの放課後に、あたしは勉強するでもなく親友の杏子にマフラーを三つ編みされていた。学年一位の秀才と、夢をもつ少女の「今」を切り取った物語――。