こんにちは、作者の幻中紫都です。
先日投稿いたしました四十四話「暗闇を照らす光、その先の未来へ」をもって、第一巻の一部が完結いたしました。約半年お付き合いしてくださった方に、心から感謝申し上げます。作者と致しましても、ここまで多くの方からご支援いただけるとは思わず、驚くとともにとても嬉しく思っております。本当にありがとうございます。
さて。
余談にはなりますが、皆様の「夏の思い出」にはどんなものがあるでしょうか?
作者は夏生まれのため、夏には多くの思い出があります。
近頃は夏の暑さが厳しく閉口してしまうことも度々ですが、このような寒々とした冬の時分には、やはり空を突き抜けていくような青さを思い出してしまいます。どこまでも続く青。あの美しさと雄大さだけで、私は十二分に夏を味わうことができます。
今、私の物語では、初夏を迎えています。
物語が進むほど、夏色が濃くなって、彼女たちはあの日に回帰する。
皆様も爽やかな夏を待ちわびながら、記憶の中に眠る「撮影機」をスクロールしてみて下さい。夏はきっともう、すぐそこまで来ています。
第二部が始動するのは三月の半ば頃を予定中です。
それまでは学業に専念するとともに、美しい日本語を探す旅にでも出ようと考えております。これからも皆様の心に寄り添えるような物語を書いていけるよう精進して参りますので、お待ち頂けると幸いです。
皆様と物語を通して、夏を迎えに行ける日を楽しみにしております。
2023.2.12 幻中紫都