白河雛千代

一ページ、数行で怖がらせることができるならば！ 一ページ、数行で笑わせることもできるはずだ！ ゆるーい一発ネタを1日1回くらいのペースで挙げていくコーナーです。 ※とはい…

「じゃーあ、先に本屋行って、ぐるっと回って……それから、みよちんの行きたいところ行こっか」 　自殺がしたい中学生のみよちんと皐月。 　二人がケサランパサランから授かったのは"死…

Pixivの企画で夏休み創作チャレンジ2024と題し、五つのテーマを与えられた金髪天使ミカだったが、一つに決められず悩んでいた。 相棒兼ツッコミ役の素朴天使マギといつものスタジオ…

夏。 退屈すぎる人生を持て余したとある少女たち結末。

苦しいから歪む。 楽しいから笑う。 いつだって表出される現象は逆だ。

それは彼女がまだ人間だった頃のはなし。 小国の美姫ハーレィはカーミラと名乗る女性と出会う。 「急ぎの用があってすぐに行かねばなりません。どうか息子を三ヶ月ほど預かってはいただ…

救世主に恋する若き魔王ロキは"みんなに好かれる優しい魔王"を目指して、今日も市井の遣いぱしり。 美人の秘書官メルキオールと執政に従事する日々を送っていた。 その最中に振り返られる…

青春の全てを戦いに捧げ、その末に闇の王を制した救世主インベル。 しかし、彼女を待っていたのは二児の父となった幼馴染だった。 復讐の業火に燃えあがるインベルは、救世主のコネを使っ…

音のないしずかな朝に、少年と鳥人の娘が出会う——。 やがて語り継がれる伝説となるために。 実は転生異世界？！ 悪魔のような人間たちと、人間臭い悩みを持った魔物たちが織りなす愛と…

砂漠に眠ると言われる〈エニアドの赤涙〉を求めて、放浪する旅の女剣士インベルとゴブリンのアル。 目を覚ますとそこにはかつて滅びたはずの黄金郷が広がっていた——。 それが永い夢の始…

それはやがて神になる子らの物語——。 異体同心、ご主人様と呼ぶハート型のガラス細工と不思議なつながりを持つ職人ペスカはすこし内気で挙動不審のおっかなびっくり症候群。人を見るとそ…

「呪うだけで人を殺せたらいいのにな」 「もし本当にできたら？」 そうして僕らの最期の会話が始まった。 ——これはまだ願いだ。呪いにさせてくれるな、友人たち。

にいにとねえねじゃなくても、いいんだよ？ ※あくまでエンタメです。引き込まれすぎないよう、閲覧は自分の責任でお願いします。

いつも心にガラス細工職人。 初恋の痛みを胸に秘めつつ故郷を旅立ったペスカ。 ご主人様と異体同心、一人と一つで隣町にあるという秘密の大工房を目指します。 見知らぬ土地で見知らぬ…

私は知っているよ あなたがどれだけ頑張り屋さんだったか あなたがどれだけ負けず嫌いだったか あなたがどれだけ苦労人だったか あなたがどれだけ気配り上手で、 どれだけ奥ゆかしくて…

小さなガラス細工職人の少女ペスカはその日もオブジェのおせわにかかりきり。 彼女は気付きました。 "このご主人、いつも誰かに命を狙われている" 大好きなご主人様を刺客から守るため、…

「理解のある彼が生えてくるらしい」 奇妙な友人こと近江 陽菜の次なる興味はそれだった。僕こと久世 大河はもはや新聞紙ごしに娘を見据える父親のごとく彼女についていき、平安時代から続…

奇妙な友人に舞い込んだ座敷童子とカレーにまつわる奇妙な依頼——その最中、実は更なる事件が起こっていた。 ※パスタと座敷童子のサイドストーリーです。三つの短編をつなげて一つのお話…

新田 葉乎（にった はを）と天王寺 琴（てんのうじ こと）。 この二人には周りとは違う、少し不思議な悩みがあった。 それは互いの、運命の赤い糸がつながりすぎていること。 家が隣…

とある山間の村のお屋敷に、いたって物静かな幼領主がいました。
裏手の丘には物言わぬ石碑と目には映らないなにか。
近くの渓谷からは綺麗な歌声が聞こえてきます。
若さと無垢が交差する…

いつまで僕らは友人のままなのか——。 奇妙な友人に舞いこんだ依頼のため、なぜか僕まで地方に出張することに。 そこで遭遇したのは、引きこもりの座敷童子と僕らにとってとても大切な一…

忍び寄る影。 見えない背後。 思い出せない自分の姿。 とある魂のいきついた無間。

奇妙、好奇心、不思議の入り口はいつも鏡から。 とある大学生である僕は、雑学に詳しい友人から鏡にまつわる奇妙な話を聞いて——。 奇妙な言動で周囲を振り回す友人と、 一般的な大学生…

「引き寄せの法をやってみようと思う」 またしても友人がこんなことを言い出した。大学生である僕はしかし——。 奇妙な言動で周囲を振り回す友人と、 一般的な大学生である僕が織りな…

年々標高が高くなる山があった。 大学生である僕たちは興味本位で現地に飛び、恐ろしい真実を知る。 奇妙な言動で周囲を振り回す友人と、 一般的な大学生である僕が織りなす、ほっこりオ…

「ハッピバースディトゥーユー、ハッピバースディトゥーユー」 友人が突然歌い出した！ 僕らはなす術なく合いの手を入れるが、誰も心当たりはないのだった。 彼女はいったい誰の誕生日を祝…

障子から手が伸びてゐた。 しかし高六といふ男、ただ怖気付くばかりではなく……。 ※歴史的仮名遣いについて。拗音、促音に関して口語感を大切にしたいため、意図して省いております。 …

人類が終わり始めたその日より、およそ二年と六ヶ月前。 心屋 法子は中学一年生だった。 そして同じクラスで札付きのヤンキーだった戌井 真理とファーストコンタクトを果たす——。 やが…

境を隔てて争いつづける国。 暗躍する子供たちの運命とは。 ※某アニメ、漫画とは方向性が正反対です。夢見る部分が壊される恐れもあります。

いつもと変わらない朝。 しかし、"私"は"私"から戻らなくなっていて——。 ※後々、掲載する予定の本編のネタバレを多分に含みます。

分からないものを分かろうとすることよりも、できないなりの方策を考える方が建設的なのではないでしょうか 分かりあう必要なんて実はどこにもなくて、ありのまま、それでいいよとそっとし…

「霊感って、一度見えたら、それで一生ものって聞いたことないですか？」 不動産業者から言われた一言が恐怖のきっかけだった。

営業先で勧められた時計店。 そこで買った時計はなにか奇妙で——。

「ほう。……して、これはいったい、どういった効能の薬品なのかね」 「はい。これは正真正銘の麻薬なのです——」 ※ 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでは…

「好きだが、その想いには実のところ千差万別の違いがある。私は彼女らを愛している、が、それはきっと——……」 とある森に住まう長命の一族エルフと、その入り口の丘に住まう人間たちと…

雨のときに傘を忘れた人のところに現れるという雨女の噂話を聞いた男は、 その帰り、一羽のカラスを助けて——。

「つまりサクラってことじゃない。馬鹿らしい」 最初はそう切り捨ててページを閉じたものの、更に数日して、気がつけばまた同じページの前で悩む自分がいた。 「本当に、これで数字が増える…

とある山間の村のお屋敷に、いたって物静かな幼領主がいました。 裏手の丘には物言わぬ石碑と目には映らないなにか。 近くの渓谷からは綺麗な歌声が聞こえてきます。 若さと無垢が交差する…

厄介なお隣さんに巡り合うか合わないか、それもまた運とすれば、人生ってやっぱり—— ※ 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

旅先で寄った街で、私は奇妙な人たちと出会う。 影に覆われた素性を明かさない人たち。 そこで過ごした一夜のショートストーリー。

スマホの調子が悪くなった。 具合が悪いのは、果たして端末か、無線機か、はたまたプロバイダか。それが問題だった。

とあるセミナーでの一幕。 愛とはなんでしょう？ ※ブラックネタです。ファンの方におかれましては不快な思いをされる場合もあるかと予見されますので、十分にご注意ください。あくまでエ…

いつもの朝。ホームで電車を待っていると、暴れ出す青年の騒ぎがあった。

このカレンダー、なにか奇妙だ。 幸運のカレンダーを手にしたとき男の人生が動いた。

夜中に鳴った通知音。 それが恐怖の始まりだった。

白昼夢を見た。 デジャヴだと思った。 話は変わるけど、デジャヴとニキビってなんか似てる。 初めに憧れ。実際なると哀しくて、次の朝には忘れてる。 何より、それがなぜ突然わきあがって…

※こちらは『カクヨム誕生祭2024 黒歴史放出祭』用に書き下ろした大人気連載中の『天使ちゃんニュース』のスピンオフです。 二人の会話内容に関してはノンフィクの黒歴史なのでエッセ…

かつて、神々のはかりごとをも文化に変えた酔狂な者たちがいた。 彼らはどこへ行ってしまったのか。 想いを燃やす神主と、枯れ葉、旅人のセンチメンタル・ショートストーリー。

感情なく、人の命令のみを健気に実行する彼らは、 どこか、僕らに似ている。

苦手な人にはオススメできない。 鬱、グロ、理不尽、危険思想ありのこってりホラーショート集。 ※ただし、あくまでエンタメです。フィクションです。引き込まれすぎないように用法、容量…