小説を書く上で、読み手を意識して書く部分もあるけど、書いている人物が勝手に動くことも多々ある。
前の話を進めたリラは比較的理性的。
今回は主人公がヴァーナードかアリアか悩むところ。
ヴァーナードは目的達成第一主義なのである意味理性的。
だけどアリアは結構勝手に動いてくれました。
ヴァーナードはアリアを護るという目的が明確で、アリアも目的がないように最初は見えるかもしれませんが、彼女なりの理由があります。
厄介ごとに巻き込まれ、助けられても不貞腐れ、自分で問題の原因を使って巻き込まれ、結構嫌われそうなヒロインになってしまいました。
互いの好意も確かにあるものの、互いに歪んでいます。
そんな二人の(主にヴァーナードの)苦悩の日々をお楽しみください。