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考察 ver1.1

メモとして残す。

小説を書くとき、何を大事にしたいのか。
自己満足でいいのか、誰かに読んでもらいたいのか。
自己満足なら、好きに書けばいい。
誰かに読んでもらいたいなら、何を伝えたいのかを明確にしないと魅力がない作品になってしまう。
カッコいい技、カッコいい台詞、カッコいい場面、色々な瞬間を表現は出来るけど、中身のない作品になってしまう。
大事なことは、作品を通して、読んだ人に何を伝えたいかだ。
そのための個人的考察。

書く内容を決めるための順番は、自分の経験したことや興味のあることが一番いい。理由としては、説得感がでるから、伝えやすい。
あくまでも小説全体を通して、読者に伝えることを主軸として考えなければならないため、それが一番の近道。

どうしても伝えたいことが明確にならないときには、エンディングに注目する。物語がどのように終了するかに焦点を当てることで、自分の表現したかったことがわかる。



まずは読者の年齢層。

大事なのは何を伝えたいか。
自分の場合、年齢が30代のため、「10代」、「20代」、「30代」、ぎり「40代」くらいまでのターゲット。
「50代」以上の方に伝えられる自身がない。もちろん伝わる可能性もあるが、伝えにくい年齢層向けに書いても、分母が少ないため、読者を得られない可能性が高い。そのため、自分の年齢を含めた下のほうが通ってきた道ということもあり、伝えやすいと考える。


【読者層】
・10代〇
・20代◎
・30代◎
・40代〇
・50代×

次に、ジャンル。

ここでも大事なのは何を伝えたいか。
「おばけは怖い」「恋は辛い」「スポーツは楽しい」「世界は広い」
自分は子供の頃から、ファイナルファンタジーやドラクエが好きで、異世界ファンタジーは大好きだ。加えて、中学生の頃からバスケをしているため、スポーツも好き。社会人になってからは不動産業に従事してきたため、不動産には詳しい。恋は人並みだとは思う。ゲスな男の目線からなら、恋について語れるだろう。
心霊体験はないが、怖い話は好きなので、色々な話は聞いたし、映画やアニメなどもたくさんみてきた。表現は可能。


【気持ち】
・心霊〇
・恋△
・仕事△
・冒険◎
・スポーツ◎

次に舞台。世界観。

異世界なのか、現代なのか。ごちゃまぜなのか。
ここは自分が書きたい世界でいい。スポーツもの書きたいけど異世界がいいなら「ハリーポッター」みたいな感じでもいいし、心霊の未来ならあまりみたことがない世界感になるから、うけるかもしれない。

【世界観】
・異世界◎
・現代◎
・未来◎


次に登場人物。

ここでは再び、何を伝えたいかが大事。
そして、出来るだけリアルな方がいい。自分を含めた友達、親、親戚、学校の先生など。
名前は好きにつけてもいいが、リアルな友達の名前に一文字変えたりでもいいかもしれに。
読者は登場人物に自分を重ねる。中身のないキャラクターには共感も同情もできない。中身を作るのは、作者の伝えたい想いをキャラクターの想いにとして、台詞や行動などで表現させることだ。

【登場人物】

・親◎
・兄弟◎
・友達◎
・学校の先生〇
・同僚〇
・すれ違った人
・芸能人

【プロット作成】
物語にぶれをなくして、一貫性を保つために必要なことと、火のないところに煙はたたない理論で作品の中に嘘をちりばめて、常に嘘なのか真実なのかをテーマを中心にして、問い続ける。

キャラクターに嘘をあばいてもらい、テーマに近づいていく感覚で物語が進行していく。
その中で、出来るだけ分かりやすく、共感できる葛藤を少ない選択肢、出来れば2択で表すと、おもしろくなると思う。
例えば、「嘘をつくことは悪いこ」とだが、「嘘をつくのはいいことだ」という論争において、そのままでは論争はおきない。普通に嘘はついてはいけない。
でも、時と場合によっては違う。嘘をつくことで守られた命や想いがあった場合にはどうだろうか。そういうことを練りこんでいく。

加えて、キャラクターには変化がなければならない。真実に近づくにつれて、迷いが生まれ、考え方が変わっていく。

まとめると

・テーマの原理についての問いかけ
・嘘の答えと真実の答え
・主人公が信じて、必要としているものと、本当の答えとの違い
・葛藤の選択肢は少なくする。出来れば2つ
・キャラクターの思考内容の変動



こうして出来た骨組みを繋ぎ合わせていくことで、一つの物語が出来る。書いている最中で挫折するのは色々な理由がある。おもしろくない気がしてきたとか、つじつまが合わなくなったとか、めんどうになったとか。
それらは、結局のところ、芯がないからぶれるのであって、明確にしておけば最後まで書ききれるはずだ。はず、というのも、なんだかだるくなったなんてのはよくあると思うし、飽きてしまったという人もいるだろう。それは仕方ないと思う。

この機会にまた物語を書き始めたいと思う。→書き始めた。

2022/9/12改訂

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