• 現代ドラマ
  • 異世界ファンタジー

恩寵亭日常 九月廿三日 木曜 終日晴れ 十日振りの真夏日らし

本日は秋分の日なり
休日ゆえ開静するは遅く、十時を過ぎる
朝食に昨晩残りたるカレーとトーストを用いカレーパンを拵える
読書
先日より読み始めたる
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』
森岡正博『感じない男』
読了す。
我ら男衆は自涜においても交わいにおいても感ずる事能わず、かの言及は刮目すべきに値する。
昼食に焼きそば
昼過ぎに家を出立し小包を郵送す
その後、ファミリィレストラン然とした飯屋にてイチゴパフェを食す
帰宅した後、夕食を拵える
市場で安く仕入れた刺身を主とした和食なり
自室にて次なる短編小説の着想を得た故、ノートに備忘。
当初『青、去りぬ』と題していたが同様の小説が村上春樹が短編にあった事を思い出し慌てて改題『硬直した時間』とす。然しかの題は未だ仮題故変更する可能性甚大也。
読書。西村賢太が短編集『芝公園六角堂跡』に収録されてたる表題作『芝公園六角堂跡』を読了す。西村氏の静謐たる覚悟を文面よりひしひしと感ずる。
床に着くは十時三十分を僅かに過ぎた頃。
開枕は恐らく十一時過ぎ也。
穏やかに過ぎる一日

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する