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今後の執筆方針について2

例によって、読んでる人がいるとは思えないのですが、一応自分用記録として書いていきます。

色々と読んだり書いたり考えたりして思ったのですが、結論から言うと、今までの私の執筆の仕方はなにか根本から一つ欠けているような気がしました。

それは「読みやすさ」という点です。

自分ではライトノベルを書いてるつもりが、全然ライトじゃなかった、あるいはそこまでいかなくとも、web小説として投稿するのに適切な読みやすさが、足りてなかったように思います。

今までは「面白さを高めること」、あるいはそもそも「自分の思想を表現すること」に一生懸命になっていたような気がします。

しかし約半年ほど書いたことでその方針の限界が見えました。

読みやすさを高めるために必要と思われるポイントを、カッコつけて無意味に英語で、三つ挙げてみます。

1.Refinement(精錬、不純物を除くこと)
 web小説は片手間というか合間合間の娯楽として読んでる人が多いと思います。なので、小説の中で主要なポイント(その小説独特なポイント)をいくつもとっちらかせると非常にわかりにくく、理解しづらくなります。
 
 ですから、「これ!」というポイントを一つ絞って、そこで面白く独自性を出すよう頑張ると同時に、他のポイントはごく理解しやすい様に簡単に止めておくことが重要でないかと思います。

2.Easy to understand(理解しやすいこと)←英語1単語で表現できないあたりに、英語力の限界が見えてます(笑)

 1でも書いたように、読者の常識から言って理解しづらいこととか、頭を使わないと理解できないことが、3つも4つもあったりすると、読むのをやめられてしまうと思います。だって娯楽ですから。無駄に読者に頭を使わせてはいけません。

 かといって、読者の常識からかい離するポイントが1つもないと、今度は全く退屈な小説ということになってしまいます。

 ですから、ある1ポイントだけは突飛な奇抜な面白い内容をブチこんでもいいんですが、それ以外は当たりさわりがなくスッと理解できるものにしようと思います。

 これには、「テンプレ」を使うことが有効と思います。例えば「異世界転生」というのは、使われまくってるので読者の中で一種のテンプレ化していると思います。したがって、読者にとってはスッと理解できるわけです。

 なにか、バトル物の小説を書きたかったら、「異世界転生」テンプレを使って理解しやすくすると同時に、作品特有の面白いポイントというのも一つくらい入れる――という風にするといいのかもしれません。

3.Blueprint(青写真、計画)
 web小説は娯楽なので、読者は面白いところを早く読みたいと同時に、「この小説はどんな点が面白いのかな?」という点を、早く知りたがっていると思います。それがなかなかわからないと、読むのをやめちゃいます。

 なので、第一話の時点で、小説の面白いポイントがよくわかるように、大体どんな小説なのか? という小説の「将来像・設計図・計画」が大雑把に伝わる必要があるのでは、と思います。

 もちろん、詳細に伝えるのはムリなので、あくまで大雑把でいいと思います。

 このようにどの点が面白いかを第一話の時点で大雑把に伝えることで、「じゃあこの先はどういう展開なのかな?」という読者の想像力が掻き立てられ、ページをめくる(タップする)手が進むのではないか、と思います。

 
 この文章の書き方を見ても分かると思いますけど、私は非常に理屈づめというか、よく言えば頭がいいけど悪く言うと頭でっかちな性分です。((笑))

 だから、なんだか無駄に考えすぎて読みづらい小説になってしまっていた気がするんですよね……

 まぁ、これからも考えるのと実践する(執筆する)のを交互に行いながら、やっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 今(2016/12/31)から数日したら新しい小説に取り掛かれる予定です。それは、うえで挙げた「読みやすさ」を重視していこうと思います。

 もちろん「面白さ」も重視はしますよ?

 ただ、「面白さ」に関しては、何本も書いたことで、どんな題材でも、脚本上のテクニックを使って、それなりに面白くかけるようになってきた気がするんで、まあそんなに気にしなくても大丈夫かなと思ってます。

 そういうわけで、よろしくお願いします。よいお年を($・・)/~~~

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