こんばんは。
執筆友人に紹介してもらい、校正ソフトを入れて試してみました。
作品はカクヨムコンテスト短編部門突破した作品です。
❤️ハートのスタート 💖ライン !
https://kakuyomu.jp/works/16817330668743562288◇◇◇原文です (校正前)↓◇◇◇
4月、花の青春真っ盛り。
中学入学からの一か月はクラスカーストが決まる大事な時期。
そう、アタシ達の青春の《《スタート》》が始まる。
誰もが腹の探り合いをして、生存競争をする為の戦略を模作して積極的に行動している。
皆が無事にゴール出来ると信じている。
だけど、アタシは そんな馴れ合いなんてゴメンだわ !
アタシは、BL作品が好きなことを隠さない!
自分を偽る人生に意味など無いでしょう。
見つけ出すべきは真の同胞。
アタシと同じ腐女子仲間よ !
そんな風に意固地に成り、趣味のBL小説を読んでいたら……
いつの間にか、クラスの人気者のエース君が隣から|覗《のぞ》きこんでいた。
しまったぁー !
教科書でカモフラージュしてたから、教師の目を誤魔化したことに安心していたわ。
隣の席に座る、|福岡田十八番《ふくおかだ エース》君からは、丸見えだと云うことを忘れていた !
ひっ 引かれる !
それくらいなら良いけど、エース君がアタシの趣味をバラしたら !
いざ、バラされると覚悟をしていると……
「わっ、すごっ !」
ラブシーンの挿し絵を見て、ビックリはしているものの嫌悪している様子は無い。
しかし、これ以上は不味い !
なにせ、今日 読んでいるのは 十八禁なのだから !
次のページにその十八禁シーンが……
ペッ ページが重い !
クラスカースト底辺の喪女(予定) |藤崎光《ふじさき ひかり》、最大のピーンチ !
「福岡田、どうした ? 」
担任の|坂本乙女《さかもと おとめ》先生が聞いてきた。
「すみません、先生。
教科書を忘れたので、隣の席の藤崎さんに教科書を見せてもらって良いですか ?」
「しょうがない奴だなぁ。
まあ、初日だし見逃すが、今度から気をつけるように !」
わっ わっ わっ !
エース君が、いつの間にか至近距離に…… !
アタシのエーティーフィールドが突破されてしまったぁー !
近い、近いよぉ !!
耳元で吐息が聞こえてくる程に近いよぉ !
しかも男の子なのに可愛いし、何かメッチャメッチャ良い香りがするし、アタシの方が女の子なのに立場無いジャン !
さては、BL趣味に理解あるフリをしてアタシをからかおうと云う魂胆ね !?
フヒッ ヒッ ヒッ、残念だったわね。
今日、アタシが見ているのは、Web小説BL界の女王 神無月の|媼《おうな》先生の傑作よ !
次のページは濃厚なラブシーン。
一介の男子中学生に耐えられるワケなどあるわけがない !
赤面逃亡して、自分の選択を後悔するがいいわ !
ペラリ、 濃厚な男同士の○●◌シーン !
「わっ……! スゴッ、……ヤバい !」
アタシの腕を掴んだエースの顔が近い !
振り向くとキスしてしまいそうで固まってしまう。
自分の顔が真っ赤に染まるのが分かってしまうわ。
同じクラスの女子の視線が突き刺さるように痛い。
特に、|冬来真雪《ふゆき まゆき》の凍てつくような視線と|九十九里浜右京《くじゅうくりはま うきょう》の灼熱の視線、|雷門《らいもん》ネイの |痺《しび》れるような視線がキツイ。
三人とも恨みがましい目で見ているけど、アタシ悪く無いからね !
「どうしたの藤崎さん。
体調が悪いなら、保健室に行きなさい 」
天の助け ! アタシは直ぐに保健室に避難した。
◇◇◇校正ソフトによる修正 (校正後)↓ ◇◇◇
4月、花の青春真っ盛り。
中学入学してから一か月、クラスの社会的地位が確立される重要な時期です。
そう、私たちの青春の「スタート」が始まります。
誰もがお互いを探り合い、生存競争のための戦略を練り、積極的に行動しています。
皆が無事にゴールできると信じています。
しかし、私はそのようなごまかし合いには参加しません!
私はBL作品が好きであることを隠しません!
自分を偽る人生には意味がないでしょう。
求めるべきは真の仲間です。
私と同じBLファンの仲間たちよ!
そう主張する中で、趣味のBL小説を読んでいると……
いつの間にか、クラスの人気者でエースの君が隣から覗いていました。
しまったぁー!
教科書でカモフラージュしていたので、教師の目をごまかしたことに安心していました。
隣の席に座る福岡田エース君からは、まる見えだということを忘れていました!
ひっ引かれる!
それくらいならいけど、エース君が私の趣味を暴露したら!
いざ、暴露されると覚悟をしていましたが……
「わっ、すごっ!」
ラブシーンの挿絵を見て、驚いているもの嫌悪している様子はありません。
しかし、これ以上はまずい!
なにしろ、今日読んでいるのは十八禁ですから!
次のページにはその十八禁シーンが……
ページが重い!
クラスの社会的地位の低い喪女(予定)である藤崎光、最大のヒーピンチ!
「福岡田、どうした?」
担任の坂本乙女先生が尋ねてきました。
「すみません、先生。
教科書を忘れたので、隣の席の藤崎さんに教科書を見せてもらってもいですか?」
「しょうがない奴だなぁ。
まあ、初日だし見逃すけど、今度から気をつけるように!」
わっ わっ わっ!
エース君が、いつの間にか至近距離に……!
私のエーティーフィールドが突破されてしまったぁー!
近い、近いよぉ!!
耳元で息が聞こえてくるほどに近いよぉ!
しかも男の子なのに可愛いし、何かめっちゃ良い香りがするし、私のほうが女の子なのに立場がないじゃん!
さては、BL趣味に理解ある振りをして私をからかおうという魂胆ね!?
フヒッヒッヒッ、残念でしたわね。
今日、私が読んでいるのは、Web小説BL界の女王、神無月の傑作よ!
次のページは濃厚なラブシーン。
一介の男子中学生には耐えられるわけがありません!
赤面逃亡して、自分の選択を後悔するがいわ!
ペラリ、濃厚な男同士の○●◌シーン!
「わっ……! スゴッ、……ヤバい!」
私の腕を掴んだエースの顔が近い!
振り向くとキスしてしまいそうで固まってしまいます。
自分の顔が真っ赤に染まるのが分かってしまいます。
同じクラスの女子の視線が突き刺さるように痛い。
特に冬来真雪の凍てつくような視線と九十九里浜右京の灼熱の視線、雷門ネイの痺れるような視線がキツイ。
三人とも恨みがましい目で見ていますが、私は悪くありませんからね!
「どうしたの藤崎さん。
体調が悪いなら、保健室に行きなさい」
天の助け!私はすぐに保健室に避難しました。
◇◇◇
どちらが、お好みか、教えて頂けると嬉しいです。
イラストは、車田正美先生風AIイラストです。