うまい物語とは何かずっと考えながら、本を読んだり、アニメを見たりすれば、物語は二重に組まれている事が多いと気がつく。
二重に組まれたものは成長する話に多い。
スポーツ作品では実はバスケだろうが、マニアックすぎる競技だろうと、描くのは勝つ話ではなく、成長なのだと。それならばどんな世界観にせよ問題ないのである。
成長しない話はというと、シンプルな話を流すしかなくなり、結局面白くないのだ。
二重の話を交差させるプロは言うならば、一人群像劇を書いていると言っていい。
と気づきなんか悔しかった今日この頃。