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SUMIDAの雫 最終回に際し


読んでいただいた方におかれましては、本当にありがとうございます。

私が相方に、「ただひたすら川を歩く話が書きたい」と言ったところから話が始まりました。

元々私は、川歩きが好きで、割と冗談ではなく……東京の川は一通り歩いたと思います。

中でも一番好きな川が隅田川でした。

隅田川は、岩淵水門から晴海埠頭まで年に2回は歩いてます。

もう10回以上は歩いてるんじゃないかな……?





「じゃあ、まず、歩いてこい。チェックポイントに到達したタイムと、その時に思った素直な感情をラインで俺におくれ」

と相方が言うので、川を歩きながら写真を撮りまくって、相方にラインを送りまくりまして……

作品のストックも何もない我々は、そのような僅かな断片から1作品書くことになりました。

それで、ある程度どんな話にするか纏まったところで、「長々と書いても仕方ないよね」

という結論に至ったので、1万字以内という目標ができました。

苦戦もしましたし、何度も、(普段は)YESマンの相方と喧嘩もしながら、隅田の雫は産まれました。


楽しんでいただけたなら光栄にございます。

また、違う作品でお会いしましょう。



3件のコメント

  • すごく良かったです。これ取材してるんじゃないかと感じさせたのは、歩いてたんですね。
  • 森野先生。
    読んでくださって心から感謝申し上げます。
    ありがとう存じます。

    隅田川、特に隅田川テラスは、まるで川の表面を歩いているかのような感覚の味わえる構造になっております。

    浅草近郊にお越しの際は、是非一度立ち寄ってみてくださりませ。
  • 返信ありがとうございます。
    年に1、2回くらい東京に行きますので、その際にでも歩いてみます。
    物語の記憶があることで感慨深いものになるでしょうか。
    聖地巡礼ってやつですね。
    SFは好物です。とても素敵な物語でした。
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