• 現代ファンタジー
  • 現代ドラマ

カクヨム甲子園2023

 カクヨム甲子園2023ショートストーリー部門にて、『黄昏の盗人』が読売新聞社賞を頂きました。読んでくださった方、応援コメントやレビューをくださった方、本当にありがとうございます。自信がなくなりそうになったとき一つ一つ読み返して、温かい言葉に毎回救われていました。

 幼い頃から大好きな「小説を書くこと」で結果を残せたのはもちろん、部門は違いますけれど、カクヨム甲子園に応募するきっかけとなった作品と同じ賞を頂けたことがとても嬉しいです。

 遅筆であるため更新はのろのろですが、自分にしか創れない物語を書き続けていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • 受賞おめでとうございます。
    以前読ませて頂きました。本当に素晴らしい小説でした。
    これからも楽しみながら頑張ってください。
    応援しています。
  • 刹那さん

    応援ありがとうございます!!
    刹那さんはカクコンに参加されるんですね。頑張ってください!
  • おめでとうございます。
    言葉の表現、黄昏を盗むという特異な世界観の描き方、黄昏に着目した点が良かったです。
    かつては使われたり見つめていたり大切にされていたものたちが、ぞんざいに扱われ、見向きもされなくなり、それらを盗むヨシダ君も学校でぞんざいに扱われている。
    現実に、嫌味や陰口、無視といったいじめがあり、象徴的であるヨシダ君だからこそ、黄昏を盗めた。でも彼はどうして消えたのか。
    読者に考えさせることで、現実にある問題にも目を向けるきっかけとなるのでは、と選考側は思われたかもしれない。
    彼がいなくなるのは、いじめを黄昏のような象徴として、この世からなくなるようにと願いが込められているのでは、と考えました。
    だから、選ばれるだろうねと納得しました。
    自分にしか作れない作品を書くために、励んでいってください。
    おめでとうございました。
  • snowdropさん

    ありがとうございます!
    世界観を壊さないよう、表現には特に気をつかったので、そう言っていただけてよかったです。
    『黄昏』とは何か、彼はどうしていなくなったのか、よく考えながら書きましたが、それは読み手としての私の解釈であるので、明確な答えは決めていません。
    人によって受け取るメッセージや感じ方が様々なのは、ファンタジーを比喩に使うことの良さだと考えています。(書き方によっては意味が分からないだけの文章になってしまうので、そうならないよう今後も気をつけます)
    おっしゃってくださっているように、この話を読んで、身の回りの現実にも目を向けてくれる人がいたらいいなと思います。
    snowdropさんのカクヨム甲子園の感想を拝読しました。この作品だけでなく、もう一つのほうも、細かなところまで読み込んでくださっていてとても嬉しかったです。読みやすくなるよう記号の使い方には注意します。いろいろと新たな気づきもありました。
    本当にありがとうございました!
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する