夢の中、ベッドで寝てたら友達が入ってきて「勉強する?しない?」と聞いてきた。
うーん、と渋った声を出していたが、ふと向かいのベッド(向かいにもベッドがあるのです。そういう物なのです)の布団の隙間から足が見えた。水色のハイヒールだったと思う。
その足はズズズッと、少しづつこちらへと伸びてくる。夢の中の私は瞬時に「勉強をすると言わないと、こいつはこちらにやってくる!」と感じた。だから、すぐさま「(勉強)するー」と答えたのだ。
私が作り出した友達は、満足そうに笑って「よし!やろう!」と言った。
私はやる気を出すために1度毛布に顔を埋める。そして、もう一度“足”の方をみた。
そこには異様に長い手足と顔の半分をしめる穴のような目、ボサボサの髪をもった女がこちらを覗き込んでいた。
いや、勉強するって言ったべ。なんで来る。