• 現代ドラマ

創作の都合上の嘘について。

小説を書く上で必要上、やむなく嘘をつくことってありますよね。

たとえば私の書いている「傍らには銃」だと、クロードの軍事特技区分(MOS)に関してがそれに当たります。

基本的に、MOS0317、スカウトスナイパー(前哨狙撃兵)は下士官の役職です。聞いたところでは上等兵から上級曹長までの人間が、選抜過程を通過した上で付与されるもの、とのこと。

その点、クロードの最終階級は少佐、任官時は少尉であり、その条件を満たしていません。というわけで、必要上「狙撃手の性質を理解し、その技能に通じた将校」を生み出すプロジェクトがあった、という嘘を作りました。嘘というか、まあ架空設定と言うやつになるのでしょうか。

他にも、作中に出てくる狙撃の修正値にも、そういった要素が混ざっています。ある程度までは手元にある弾道データにつき合わせてチェックしていますが、実際にその場で、同じ条件で銃弾を発射しないと正しい数値は不明です。ので、諸事情で手に入れられた数値をベースに、妥当だろうと思えるラインで明確な数字を出してブラフを張っています。

以上、おちも何もない駄文でした。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する