「こんにちは皆様。フローラです。第200話が投稿されました」
「初めまして、えーっと、フローラさん?」
「初めまして……あの、あなたは?」
「ああ、私、ルリア・オーディエント・エヴィデンシアと申します」
「え!?」
「どうしたんですの? お目々がまん丸になっていますよ」
「……いっ、いえ、その、よく知っている名前だったので」
「うふふふ」
「どうしたのですか?」
「いえ、まさかこの先産まれる自分の娘とこうして顔を合わせることができるなんて思いませんでしたから。作者さんには感謝しないといけませんね」
「……本当に、ご結婚当時のお母様なのですか? 確かにその髪と瞳の色は同じですけれど」
「なんだかとても驚いていますけど、フローラはいま15歳でしたね。21年後の私はそんなに驚くほど変わっているのですか?」
「私のよく知っているお母様は、とても落ち着いていていつも微笑んでいるような方です。ただ、とても芯が強いのは確かですけれど」
「まあ、そうなのですか? うふふふふ、でもアネット姉様にはもっと落ち着きなさいって叱られますけど、そう、未来の私は淑女に……私、頑張ったのですね」
「なんでしょうか、お母様のイメージが……」
「フローラ。人に歴史ありですよ」
「それは確かにそうですが……それでは皆様、また次回投稿報告でお会いいたしましょう」
「それではまた次回」