「皆様、おはようございます。フローラです。お待たせいたしました。番外編となります第194話が投稿されました」
「フローラ、おはよう」
「アンドゥーラ先生? おはようございます。朝早くからいったいどうなされたのですか。今回の話には登場しておられませんでしたけれど」
「いや、作者くんに告知のために呼ばれたのだよ」
「もしかして……作者様の次回作が正式決定したのですか?」
「ああ、そうだよ。何回か話に出ていたらしいが、次に作者くんが書く物語は私が主人公なのだそうだよ」
「それでは……、先生のずぼらな日常が読者の皆様の目に晒されてしまうと言うことでしょうか?」
「いや、厳しいなフローラ。出会った頃は素直で物静かな子だったのに……」
「いえ、私、先生のお世話をするうちにこうなったような気がするのですが……」
「……とりあえずそれは置いておこうか」
「置いておかないでくださいまし」
「いや、説教が始まると話が進まなくなるからね」
「……分かりました。その話は後にいたしましょう」
「ずーっと忘れてくれていてもいいのだがね。まあ、戯れ言はこのくらいにして、新しい話は、推理小説っぽい話を交えた師弟モノだそうだよ」
「もしかしてあの事件ですか?」
「そうらしいよ。フローラと私が出会ったあの事件だね」
「あの事件の後でしたね私が先生に師事することになったのは」
「そうだね……懐かしいな。作者くんの言うとおりなら、直接ではないが、あのキャラも、あのキャラも賑やかしに出てくるそうだよ」
「そういえば、私の話を知らなくても楽しめるように書くつもりだと、作者様は仰っておりましたね」
「うむ、知っているとニヤニヤできるように書くとも言っていたよ。あと別の事件を思いついたら、話が増えるかも知れないという話だ」
「もしかして作者様……巧く事件を思いついたら、私の話が始まる前まで書けるかもと目論んで折られるのでしょうか?」
「間違いなくそうだろうね」
「作者様……抜け目がないですね」
「……まあ、そうだね。それから、新しい話は早くて五月後半、遅くとも六月頭には開始するようだ。それまでは、番外編をお楽しみにと言っていたよ」
「それでは皆様、また投稿報告でお会いいたしましょう」
「それでは」