「皆様、おはようございます。フローラです。第164話が投稿されました」
「おはよう、フローラ」
「旦那様、おはようございます」
「いよいよ式典が始まるね」
「そうですね。何事もなく終わるといいのですが……」
「作者のヤツが散々振ってるんで、何事も起こらないってことはないと思うんだけどね」
「ところで前回のお話ですが、作者様が何か仰っておりましたね」
「ああ、前回の話だけど、投稿しているサイトでの反応があまりにも違って面白かったって」
「どういうことでしょうか?」
「ああ、俺たちの話を五つの小説投稿サイトで掲載しているらしいんだけど、その中でブックマークとか、お気に入りとか、フォロワーって形で登録して読んでくださっている方の反応がこれほど顕著だった話は初めてだったんだそうだ」
「どのように違ったのでしょうか?」
「『なろう』さんでは評価とブクマが普段より多く付いて、『アルファ』さんと『カクヨム』さんではお気に入りとフォロワーの登録が凹むほど外れたらしい。前章の試練の辺りでは『なろう』さんでは人気が無くて『カクヨム』さんではそれなりに人気があったそうなので、サイトの読者層にもやはり少し違いがあるような感じがすると言っていたよ」
「なるほど、そのようなことがあったのですね。それでは皆様、また次回の投稿報告で会いいたしましょう」
「それでは」