「皆様、おはようございます。フローラです。第162話が投稿されました」
「おはよう、フローラ」
「旦那様、おはようございます」
「作者のヤツ……今回の話は謎の真相に近づきすぎじゃないのか?」
「あの、旦那様。この話は『ミステリーではなく、恋愛物語として書かれていることを忘れないでくれ』と、作者様が仰っておりました」
「……どういうこと?」
「なんでも、事件自体は私たちの愛の話を描くための、通り道に過ぎないと……。この話を異世界ファンタージーではなく恋愛物語にカテゴライズしたのは、作者様に見えている私たちの話の結末を考えてのことらしいです」
「そういえば俺もずっと疑問だったんだよ。夫婦物だから恋愛カテゴライズは安易じゃないか? って考えてたんだけど、俺たちの知らない何かが作者のヤツには見えているってことか」
「そのようです。それもいま少しで私たちは理解することになるのでしょうが……」
「いまの俺たちには知りようもないか……」
「それでは皆様、また次回の投稿報告で会いいたしましょう」
「それでは」