「皆様、おはようございます。フローラです。第156話が投稿されました」
「おはよう、フローラ」
「旦那様、おはようございます」
「フローラは踊りはあまり得意じゃ無いって言ってたけど、けっこう巧く踊れていたと思うよ」
「旦那様のリードが良かったからです」
「意外に柔術の足運びが役に立ったよ。それに最近の剣の戦い方もね。あとは知識でも以外に踊れるもんだね」
「旦那様……、もしかしてお怪我から回復なされてから、踊るのは初めてだったのですか?」
「どうしたのフローラ? ため息なんかついて」
「私……才能というものの不条理に打ちひしがれてしまいました……」
「いや、フローラには別の才能が沢山あるから、それに、少しくらい欠点がある方が魅力的だよ」
「……旦那様……ありがとうございます」
「ところで話は変わるけどさ、マティウス様がまさかあんなことを考えていたとはね」
「さすがに国を担うお方の考え方というものは、臣下である私たちにはなかなか理解に及びませんね」
「その点、ライオット卿はやはり第二王子だけのことはあるね。急使の知らせだけであの可能性に気付いたんだから」
「ですが、旦那様のお考えも素敵だと思います」
「いやあ、そう言われると照れるなぁ~~」
「……それでは皆様、また次回の投稿報告で会いいたしましょう」
「次回でやっとお茶会が終わりそうだね。それでは」