「皆様、おはようございます。フローラです。第142話が投稿されました」
「おはよう、フローラ」
「おはようございます。旦那様」
「まさか、あのような馬鹿げた理由で人攫いをしようなど……」
「狂信者というのは恐ろしいものですね」
「フローラ、君はできるだけ精霊教会からは遠ざかっておいた方が良いね」
「はい。幸い第二城壁内には精霊教会はございませんし、一人で外に出ることはしないようにいたします」
「そうだねそうしてくれると俺も安心だよ。……だが、それにしても、まさか彼が……」
「考えてみますと、旦那様の言うゲームという物語では、旦那様の近くにいた方です。旦那様には何が引っかかっておられるのですか?」
「いや、あれだけ近い関係だったのに、何故、あの俺はヤツの名前を言わなかったのか。それが不思議でならないんだ」
「まだ何か、私たちには見えていないモノがあるのかも知れませんね。……それでは皆様、次回の投稿報告でまたお会いいたしましょう」
「でもどこを調べなければならないかは分かったよ。皆さん、それでは」