これにて完結です。
最後までお付き合い頂きまして、誠にありがとうございます。
思えば7月頭の雨の日に歩いている時、ふと思いついて書き始めた「あめおとこ」以来、ここまで話が広がるとは、作者自身の予想を遥かに超えておりました。
このシリーズ、収集つくのだろうかと、日々不安に思っております。
シリーズを書き始めてから1か月余り、色々なことがありました。
パソコンのケーブルが火を噴き、新幹線が止まり、軽い熱中症に罹り、降って湧いた無茶ぶりサポート業務に追われ、満員の通勤電車の中で、荷物を枕に大の字で眠っているオジサン(死体でも、幽霊でも、急病人でもありませんでした)を目撃。
これはきっと、こんな罰当たりな話を書いているからだと、ちょっとビビりながら、性懲りもなく次作「きこく」の妄想に取り掛かっております。
六散人拝