近況ノート（菊池ノボル）

今年も大型イベントお疲れさまでした！！！！こんだけの多種多様な作品を講評し続けるの、ホント見てるだけでしんどいので評議員の方々には頭が上がりませんわ！！！来年もきっと行われると思うので、また頑張ろうと思います！！！！！！！うし、謝辞終了！！！！！！！！！こっからは……言い訳の時間だーーーーーーーーー！！！！！！！さて今回の投稿作である『CR FEVER生命』。もうはっきり言うけど……苦しかった～～～～～！！！！！マジで小説書けなくて今回は絞り出す形になっちゃってさ、ギリギリ小説の体をなしてるような作品になってしまった。と言うのがはっきり伝わってくる講評を貰って、まあその通りや。展開に欠ける。と言うより、ここまでで状況説明が終わり、ようやくこっから何か物語が動き始める……ってところでの打ち切りエンドみたいな終わり方しちゃったからねぇ。そこは凄い自覚してる。けど、書いてる時は何も思いつかなかったんだよなぁ。不思議と。書いてるうちに何か出てくるだろうと思って見切り発車で書いてたんだけど、最低限何でそうなってるのかの理由を埋める事しか出来なくて、こんな面白くてヤバい状況を更に面白い方向に転がすって言うアイディアが浮かんでこなかった！！！　悲しい！！！！！つって、講評見て改めて問題点を浮き彫りにして貰ったら、それを埋める手立てやアイディアや過去作品がいくらでも出てくるの。ウヒャ～～～～！！！　遅すぎるッピ～～～！！！！なので、今書いてる作品がいまいち面白くないと自覚した時にまず問題点を書き出してみようと分かったのが今回の一番の収穫でしたね。セルフ講評しましょう！！！！　実際に自分で覚えた問題点と同じことを言われてるし！！！んで、問題点としてまずね～キャラクターは最低二人出さなきゃダメだわ。そもそも俺が地の文よりセリフで展開する方が好きだから、書いても書いても話の進んでる気がしない一人称ソロ語りの形式が合わないって分かった。読むのは好きなんだけどさ、自分で書けねーわ！　加えて、今回の主人公の立ち位置が不明瞭だってのが概念さんの講評から伝わってきた感じ。俺自身、この主人公は明らかに自分の言ってることが矛盾してて葛藤も無い好感度の無いパチンカスとして設定したつもりだけど、本当にそう説明されてるわけじゃないから、俺が本当にこの主人公を好きになって欲しいと思って書いてるのか判別付かなかったよなぁ。だから、キャラを2人にするなら、健全で分別あるパチンコを楽しめるような一般人とイカレ異常パチンカスで対比する感じに描けば良かったんだな。そして一般人側を主人公＝読者の目線として立たせることにより、パチンカス側の異様さをより明確に際立てて描くことが出来た……気がするね。せっかく先輩の言葉をリフレインしたんだから、先輩をきちんと出しとくべきだった。それこそこむちゃんの言ってるとこにも繋がるよね。先輩が消えたのがこの紙幣のせいだったって展開にも出来るわけだし。目の前で消えることで、ある種死別と解釈するなら、このちょっと前にやってた草さんの死別ブロマンスにも転用出来たかもしれないしねぇ～（こっちもネタは出来てたのに本当に書けなくて結局出せなかった）あるいは消えると言う展開を次の日にするのでなく、もうその場で何か酷いことを起こすべきだった。最初の設定だと『つくば市』を使い切った瞬間、つくば市地下の核実験施設が核爆発を起こして消滅してたんだけど、やっぱそっちの方が良かったなぁ。ニューヨークに隕石落ちて800万人死んでさ～、世界が終わるかもしれない危機的状況の中でも平然とパチンコを打つのを辞めないパチンカス共を描いた方が面白いわ。そうなってくるとリアルタイムで事件が起きることに狼狽える一般人主人公もリアクション役として描けるじゃんね。「こ、こんなことが起きたのに何で辞めないんですか先輩！！」「バカ野郎！！！　いま終わっから負けになるんだよ！！　全部取り返せば全部チャラになっから黙ってろ！！！」とか言わせてさ～。そうやって考えると、俺がやりたかったことはSUPERCARのBEだったんじゃないかなぁ。俺の好きなMVなんだけどさ、サッカーのフリーキックを外すと肉親や友人と言った自分と関係ある人間が次々と打たれて死んでいくって理不尽で不条理な死のゲームを時折挟むユーモアと共に淡々と見せていく感じの作品、そして驚愕のオチ。だからこれを改めて見て展開の参考にすべきだったなぁ。今日気付いちゃったよ。取り合えずYoutubeで公式がＭＶ上げてるから見てね！！　楽曲も良い！！！！そんなこんなで今回は色々と改良点があり過ぎた気はするけど、そんなでもやっぱ楽しく読んで感想言ってくれた人が居るから感謝だよなぁ。パチンコで使っちゃいけない金に手を付けると言うクズあるあるに対して、より過剰に理不尽な負債が襲い掛かるって言うアイディアだけは伝わったと思うんで、とにかく練り込み不足だった。なので、パチンコ小説についてはもう一回リベンジしたいですね。ちょうどTLの面々が色んな投稿企画やってたりやろうとしてるし、ちょうど条件の合いそうな企画が有ったら書いて行こうと思います。それに加えて……やっぱ日頃から小説書いて、文章を書くことに慣れておかなきゃいかんと思いました。最近ツイッターでも酔っぱらってネト麻引退しか書いてなかった気がするんで、そう言う日頃の積み重ねが文章の出力に繋がったのでは無いかと。と言うわけで、ディアブロも段位戦も一区切りついたので、連載を書きますわ。俺が段位戦で負けるたびに言ってる「こんなクソゲー辞めて黒ギャルと異世界を旅する小説書く！！！！」を形にして行こうと思います。キャラと設定とタイトルとある程度の展開は考えてるんだけど……まぁ後は見切り発車で良いか！！　今週末も実は三連休なので、ちょろっとだけストック作ってから来週には投稿し始めます！！！　お楽しみに！！！！！

　まずはお疲れさまでした！！　そして講評していただきありがとうございます！！　多種多様な短編を計204作品、きちっとまとまった量の文章で講評すると言うのは想像だに出来ないほど大変な行為であるのは明白なため、ホントお疲れ様ですとしか言いようがありません。　ですが……だからと言って適当な講評されたら、こっちも喧嘩売らなきゃならねぇからよ～！！！！　よっしゃ、講評のあら捜ししてやるぜ！！！！！！！！！！！　と言う気持ちを心の片隅に置きつつ、講評を読ませていただきましたが……いや～正直、全部読み取っていただいたので、何もケチつけられないやんけ！！！　どういうことだ！！！！！　めちゃくちゃ真面目に読んでいただき講評されてるぞ！！！！！　講評終わったら、作品の解説でもするか～って気持ちだったんですけど、ぶっちゃけマジで全部解説されてるんで、何も書くことが無いですね。そのまんまあの通りです。丸裸にされちゃった！　　強いて言えば、麻雀のルールや言葉に関してですけど、これは完全にSFの世界観描写と同じような気持ちで書いてました。　全員が全員麻雀を知らないと言う前提は持ってました。なので麻雀の描写を最低限にとどめつつ、煽りの言葉やリアクションを大げさかつ多めに取ることで、麻雀が分からない人にも今こんな感じなんだな～って分かれば良いなくらいで。　そこら辺、麻雀のことが全然わからないキッズの時に読んだアカギが何故面白かったのか、ってのを思い返しながら書いてた感じですけど……まぁ、それでも一切の説明無い麻雀用語に対し、麻雀知らない人に対する懸念を覚えるのは仕方ないですね。そこはもう短編だってのもあって諦めてました。……けど、普通、子供の頃に麻雀のルールは教えられてきたはずだよな！！！　義務教育で何を学んできたんだ！！！！！　今回はたまたま評議員の皆さんが全員麻雀を知っていたため、好意的には受け取って貰えつつ、一方でエゴサすると麻雀を知らずに読んでいただいた方から「終盤はラリってんのか？？？」と欲しい感想を頂けたので、個人的には満足しています。麻雀を知らない方は確かにボーボボみたいな世界が繰り広げられてたかもしれないですけど、これが『本当の麻雀』なので仕方ないですね……。　後はそうだな。作品が完成されるまでの話でもメモっておくか。　最初は全く別の作品を書いてたんですけど、ちょっとあまりにも気乗りしなくてボツっちゃって、うわ～～～～！！！！って叫んでたんですよね。「テンションのアガらない題材だとどれだけ上手くプロットを組んでも書く気にならない……もう俺が好きな題材を無理やり組み合わせたような作品で誤魔化すしかない！！！！」　そして好きなものを頭に浮かべた時、真っ先に出てきたのが麻雀とカバでした。「よし、麻雀とカバを合体させよう」　そっからは比較的、流れで上手くいきましたね。「何の前触れも無く隣にカバが居たら面白ぇーよな！！！」「何かカバあるあるを強引に麻雀に結び付けて読んでる人間の頭おかしくさせたろ！！！」「でも、カバ居ても確実に勝てるわけ無いのが麻雀だよな」「最終的にはカバが暴れてほしいな……よっしゃ、他のメンツも何の前触れも無くアフリカの動物が召喚出来ることにしたろ！！！　ＨＮに動物の名前の伏線入れとけば何か知らんけど、その名前の動物出てきても納得するやろ！！！！」　そういうのを泥酔しながらガーーーーッと3時間くらい一気に考えて書いて力尽きて就寝。　次の日、各キャラをセリフだけで区別つくようブラッシュアップして、最後まで書き終えて……でも、何か話が締まってないな、と。　その時点だと、各キャラが動物を召喚し、「ここから本物の麻雀が始まろうとしていた」みたいな終わり方だったんだけど、何か地味だな～って。そこの段階で4000文字くらいだから、もう少し暴力性ある終わり方にしてぇな……。　よっしゃ、何か動物の大群でド派手に場をぶっ壊して終わらせたろ！！！！！　まだ出てない動物で強そうなのは……象や！！！！！　そうして最後の象の大群を出すために、キャラをもう一人追加して、それがしっくり来るように序盤や中盤のセリフを改定しつつ、麻雀はある種の運ゲーであることをより強調することで、最後の暴力がより引き立つだろうと地の文の語りを追加して、無事完成！！！！！　行き当たりばったりが割とあったにしては意外に話がまとまった気がするので良かったですね。でも、そう思ってるのは俺だけで、やっぱり大量の動物出して暴力！！！　ギャハハ！！！！なのが正解なのかもしれません。あなたはこの状況をどう判断しますか？　そういう感じで今回のこむら川を楽しませていただきました。　次回に関しては、こむさんが「麻雀を分からない人にも分かる面白作品を書いてください！！！」と仰り、麻雀が制限カードくらいになったので……どうしようかな。麻雀の嘘ルールを教え込むような作品で「うるせ～～～～！！！　麻雀を覚えろ！！！」って中指立てるか、「ヘヘヘ、こむの姉御、今回は麻雀を知らない人でも楽しめるでやんすよ！」と全く別ジャンルを書くか。　それらは次回何かの機会になりそうですね。　それでは主催のこむさん、評議員の皆さん、作品を投稿した皆さん、お疲れさまでした！！！　読んでいただいた皆さん、ありがとうございます！！！！！！　つーわけで次は絶対に負けねぇからな！！！！！！　　天才の俺は麻雀だけでなく小説でも最強ってわけ！！！！！　　もし次回負けたらお前ら全員麻雀で決着つけるから覚悟しろ！！！！！！！！！！・小説を書いてる最中の作業用BGM HYENA/Hommarju 最初の小説を書いてる時からずっと聞いてたけど、ここでハイエナと言う単語を見てたからこそ、アフリカ→カバに繋がりポン！とカバにインスピレーションが繋がったのかもしれません。　とにかくブチ上がる類のEDMなので、是非とも聞いてください。

菊池ノボル

第六回こむら川小説朗読大賞を終えて

第五回こむら川小説朗読大賞を終えて