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【雑記】久しぶりの感想文

 皆さん、こんにちは。
 本日久しぶりに『カクヨム作品の感想文』を更新しました。

 実は、今回の作品は、公開するまでにひと月以上かかりました。(もしかすると、ふた月くらいかかったかな……)
 どうしても感想を書く上で自分の考えた方や、解釈について触れたということを書かなければならず、「それが作品紹介や感想にあってよいのだろうか」、「公開してよいものか」とずっと悩んでいたのです。
 というのも、私は基本的にあまり作品の納得できなかった部分については触れない主義でして。作品というものは掘れば、長所と短所というものはあって、これまで感想を書いてきた多くのものはその短所を長所が、何と言いますか……凌駕しているなと思って、感想を書いています。(もっと細かく作品ごとに感じ取っているところはあるのですが、説明するのが大変なのでここでは省略します💦)

 しかし今回の作品は、私の中でちょっと向き合い方が違っていまして。
 どうしても私の考え方、つまりは私が「こう感じている」ということを書かなければならず、それがマイナスであるため、感想者がそう言ってしまうと、感想を読む方にもこの作品のイメージがマイナスになってしまうのではないかと懸念して、かなり悩みました。(ジャンルや雰囲気の面では「苦手」や「得意ではない」と書いたことはありますが、それは作品そのものというよりも私の好みとして最初から受け取ってもらえる可能性があると思っていたので、特にこのような心配はしませんでした)
 その悩みを解消すべく、書評の本や、批評の本などを読んで、どうすべきかを考えたのですが……、結論から申しますと何がいいのか分からなかったのです。
 結局のところ、これを打破するには、公開してみて、皆さんの反応をみるしかない――。
 それは色々な書籍を読みながらどこかで分かっていたことなんですけど、私は結構相手の気持ちを考えすぎてしまう上に、余計なことを考えて緊張しやすいたちなので、今日の公開を決断するのにも長く時間がかかりました。

 もう、本当に、あれやこれや悩んでしまうので(応援コメントなどのお返事も、「どうやったら上手く伝わるだろう」とか考えすぎて、最終的に仕事みたいな硬い文章になることもしばしばです……すみませんorz)、こういうことを一個一個するのも時間がかかって仕方ないです(;´∀`) もっとさらーっと物事を進められたらいいんですけどね。さくさくっとできる方にその感じ方を分けてほしいくらいです (笑)

 でも、そんな私でも公開できたのは、きっといつも読んでくださる方が、少しずつ、力を分け与えてくださったからだと思います。本当にありがとうございます。

 また、この感想文を公開するかしないかをきっちり決めないままでいたら、どうも他の感想文にも身が入らなくて、多分、自分の中で何とかしなければいけない案件だったのだと思います……(笑)
 公開後どう感じるかは、まあ、これから過ごしてみないと分からないんですけど……。
 でも、この作品の感想を書けたことで、もしかするとこれまで書けなかった作品の感想が書けるかもしれないとも思っています。いいほうに進みますように……と思いながら、過ごしてみたいと思います。

 ちょっとした感想文に関するお話でした。
 読んでくださってありがとうございます。

1件のコメント

  • この度は『カクヨム作品の感想文』で拙作『喰らいやがれ、二十年。』をご紹介いただきましてありがとうございます。ご感想を公開されるにあたって、色々と悩ませてしまったようで恐縮です。あまりお気に病みませぬよう。

    人物の心情やカルテルの意味まで、深く読み込んでいただいて嬉しく思います。「なかったことにはできない」真野魚尾個人としては強く同意いたします。そのうえでの、フィクション作家としての選択が本作のあの結末です。尊重くださいまして感謝いたします。
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