• 現代ファンタジー

新年に投稿した2話分について

明けましたね、祝える人もそうでない人も居るでしょう。
とにかく新年ですね。


まず繰り返す系の話の方(霞んだ手袋)は、ループ物なのに一話で終わる長さという珍しさを狙ってみました。珍しいか確証はありませんが。
表現としては実は無理芸何処に、の話の延長です。
つまり戦いにおいて相手をノーリスクにしないという重要性の表現でもあります。

捨て身になった一人に複数人が気圧される展開の要因として一つあることで、戦いではなく一方的に傷付けたい犯人側が、捨て身の一人に対して相打ちを避けて受けに回ったところからリスクの天秤が傾くに任せて斬られるまで防ぎ続けたということです。

複数人居れば側面や背後から挟撃すれば本来は優位なのですが、防ぎ方が驚きや恐れで鈍くなれば初手から数手の内に撃破され挟撃が間に合わない、他には、標的に定められた犯人側の一人が逃げるように時間稼ぎをすると、移動する分挟撃が遅れ人数の利点を一時的に失ったりします。

人数の多い側につけこむ隙は、その集団が集団戦に不慣れなほど色々ありますが、そのうちの一つを表現してみました、ということです。

追記:自分に危害を加えている相手の顔を見る経験をされた方は居ますか?私はあります。私の苦痛の表情に快感を感じている相手のおぞましい笑顔を見て恐怖心などが殺意に塗り潰されて怪我をさせました。あまりに行き過ぎた屈辱は自分の命を粗末にしてでも道連れに撃滅したい衝動が爆発するのですが、この激情が一般的な反応ではない事に気付いて、感情の面でも戦闘の面でも描写を省略し過ぎた話だなと反省しています。



占いの方(銘々信念)は、こんな奇妙な作品を書きなぐっている自分への皮肉や、温かいものを守りたいという願望だったり、自分の良くない部分を破れるかどうか、新年を信念と共に迎えられているか自問する意味だったり。最後の万感の部分は思いつくだけ何でも入ります。

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