• 現代ファンタジー

金烏の舞:玉兔の影踏み について

人の視界とその振り方を見切る技術
視界の影である死角を取る技術
人の意識の隙間に入り込む技術
人の知覚、五感を避け、時に攪乱する技術
影を踏まれて初めて気付く、それが最初で最後の気付き
玉兔の影踏み

視界に入り、動きを見せて、相手の本質まで暴く技術
行動傾向、反応様式、思考パターン、他
移動や攻撃動作など、行動を見せる
包囲の維持や攻撃時差の調整、味方の援護待ちなどの対処を相手がする
つまり見せた行動が相手集団の行動に干渉する、その先の領域、相手の操作
舞を捉えて撃破したい、求めるほどに、見つめるほどに、焼けていく
金烏の舞

人間社会の、対人戦を行うあらゆる領域で一般的に見られる発想、技術です。
軍事においては、主導権が重視される理由の一端とも思っています。

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