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【ここかぁ……】「父さんな……今の仕事を辞めて以下略」の作者自身による解説&反省会会場【祭の場所はぁ……】

小野山です。

「父さんな……今の仕事を辞めて冒険者で食っていこうと思ってるんだ」無事完結しました!

ここでは、本編のネタバレにはなるけど本編を読むうえでは全く影響を与えない、解説……というか裏設定の暴露と、書いている最中に自分で気付いた反省点をつらつらと書いていきます。
以下、本編ネタバレありです!





■裏設定1:国の名前
本編中では『この国』『我が国』としか書かれていませんが、正式な国名は『クリプティア』です。
古くからある、かつ結構大きな国であり、周辺の諸国を『属国』として扱っている。

■裏設定2:主要キャラの名前
キース・グリフィン:
 実は途中まで主人公含め登場キャラは「名前なし」「肩書のみ」で進むつもりだった。
 それだと不都合があったのと、先に妹の名前が決まったので、同じ「キ」から始まる名前ということで「キース」となった。
 ちなみに、前世の名前は決めていない。実は前世の性別も不明だったりする。

キャミィ・グリフィン:
 主人公の妹。当初は登場人物全員「名前なし」で進めるつもりだったが、兄(キース)が名前で呼ばないのは不自然かなと思い、この名前に。由来とは特になく、「舌っ足らずな甘えん坊な女の子が自分の名前を呼んだ時にしっくり来る名前」として浮かんできたものだったから、ということだったりする。

ダーナ・ドレイク:
 名前ありキャラ3人目。彼女も当然元々は「名前なし」。物語の都合上名前を呼ばないわけにはいかなくなったので、家名のドレイクに合わせて「D」音の名前に。
 ……キャミィがいなかったとしても、どっちにしても彼女の登場時点で全員名前なしは無理があったな、と反省。

父さん:
 裏主人公なのにまさかの名前なし。息子が父親を名前で呼ぶのは違和感があるし、ダーナとかからはきっと役職・あるいは家名で呼ばれるだろうということで「名前なし」を通している。

■裏設定3:家名について
作中に登場する家名は、全て神話上の生物から。
 グリフィス=グリフォン。私が一番好きだから主人公の家名にw
 ドレイク=ドラゴン。王様なので
 ウィルム=ドラゴンの一種。王族の傍流ということで
 マンティーク=マンティコアのもじり。貪欲な人食い。王家乗っ取りを企てた悪役のため
※作中にちょこっとだけ登場した、キースといい感じだった女の子は「フィニキス(フェニックス)」家という裏設定がある

■裏設定4:この作品の転生設定について
 この作品では人間の魂は「再生可能エネルギー」的な扱いと思って間違いない(再生先は新しい生命だが)。
 元々神々が用意していた魂の数を大幅に超える数の人間が存在してしまい、「粗悪」な魂が蔓延してしまっているのが問題となっている(人間が生まれた以上、必ず魂は存在する。そしてそれは、元々の魂を「薄めた」ようなもの)。
 粗悪な魂が蔓延したことにより、現世ではモラルの低い人間が増えたり……といった悪影響が出ている。
 「転生」として異世界へと魂を放出することで世界の魂の総量を調整し、粗悪な部分を取り除いていく……というのが本当の神々の目的である。粗悪な部分を除いた純粋な魂の総量を調整するため、異世界から現世への転生も今後は行われていくことだろう。



本編中に明かさなかった(明かす必要もタイミングもなかった)裏設定は、思い出せる限りは以上です。
ちょっと長くなったので、反省会はまた後日に別記事で挙げます。

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