あ、頭イてえ、鼻水出る、くしゃみでる…という、なかなかオードブルな海藻ですが、あの気力を奪っていた高熱は、薬も相まってなんとか静まってきました。まだ熱があるのは確かですがまあまあ活動はできます。
とはいえ、今日は仕事も休むことになりましたが、投稿も控えさせてもらいます。本来は仕事しなかったら投稿のチャンスなのですが 笑
仕事もそうですが、作品を書くのも気を張るので、このような状態で書きたくないというのがありますね…一度書いたら残っちゃうし、後からあんまり修正しすぎると、先に読んでいただいた方々に申し訳ないですからね。
まあ~、仕事は私がいなくなると何も進まなくなるので出来るだけ早くオンラインで再開かな~。仕事の後で死後とかにならないように気を付けます、
さてさて、そんな海藻ですが、ここ最近で行われたビックマッチはちゃっかりチェックしています。
先ずは、ライアン・ガルシア VS ジャーボンディ・デイビス(タンク)
ボクシングの試合です。
注:4月に行われた試合です。最近ではないです。
https://www.youtube.com/watch?v=BnDgIc9-n4QYoutubeになかなか良きハイライトがありました。
二人とも無敗で壮絶な煽り合いの末に実現した試合です。ガルシアはイケメンで、女子人気がべらぼうに高いですが、鋭い、めちゃキレるパンチでKOを量産してきたファイターです。対するタンクは、階級にしては背が低いですが破壊力抜群のパンチとタフネスで勝利を掴んできたファイターという印象があります。もちろん、どちらともテクニシャンです。勝敗と展開はネタバレになりますので言いません 笑
ちなみに、このガルシアは26歳でボクシングを引退し、MMAへ行く意向を示しています。
それから、Rizinではクレベル選手と金原選手が試合をしましたね。オフィシャルは早々に動画を上げてくれたようです。すみません、多分みんな結果を知っていると思うんで、下にネタバレします。
https://youtu.be/I-V7V0BL1t8?si=rbgnpvLpmyaiVht5少し長引いた試合にはなりましたが、とても良い試合でした。個人的にRizinフェザー級では最強と思っていたクレベル選手…朝倉未来選手にも牛久選手にも勝ちました。体重超過で無効試合になりましたが、鈴木千裕選手にも…でも、体重超過は命の危険を冒して出てくるファイターたちの間で許してはいけない行為です。なので、これは完全にノーカウント。
でもって、これはまさかの試合となりました。試合前、クレベル選手は余裕と思える発言を繰り返していたように思えます。金原選手まあまあ強いけど…みたいな。それを言えるほどの実力を持っていることは確かです。しかも金原選手は今年で40歳。それなのに、下馬評を覆して勝つなんて、いや~、天晴です。凄いですね、この人は。全てのサイドで盤石な形で隙が無い。MMAという競技を知り尽くした選手だからできたことでしょう。クレベル選手、何気に調子が悪そうでしたが、だからと言って並の選手が勝てる人ではありません。彼にはまた次回、頑張って欲しいですね。
そして、特に感動したのは、実は女子の試合。
ONE Fight Night14
スタンプ VS ハム・ソヒ
このイベントは、女子の試合がメインのほとんどを飾るという珍しい催し物。しかしながら、女子格もONEは痛烈な盛り上がりを魅せているので、まあまあ納得のカードでしたが、けっこう思い切ったことやりますね、ONE。もう昔みたいなリングガールもいないし。そりゃ、あんなにお金もらえるしサポートしてもらえるなら、強い女子集まりますよね。妻もONE女子格は楽しみに観ています。
ハム・ソヒ選手はRizinでもお馴染みのファイターでしたが、浜崎朱加選手との激闘を制した選手。ONEでは平田樹選手とも試合をして勝利し、ノリに乗っていました。初戦で苦戦したデニス・ザンボアンガ選手も再戦で下し疑惑の判定を黙らせました。
それからスタンプ選手。もうお分かりかと思いますが、私の作品のキャラ、スタンプは彼女の名前から取っています。性格、キャラ設定などは全然違いますが~ 笑
同じようにすると、あからさま過ぎるでしょw
ONEにはムエタイベルト、キックボクシングベルト、グラップリングベルト、MMA(総合格闘技)ベルト、と4つのベルトが存在します。どれもが称賛に値する輝かしいベルトです。
スタンプ選手はムエタイのベルトを所持していました。幾度かタイトルを防衛し、すぐにキックも並行してベルトを手にしました。それだけでも凄い事です。キックとムエタイは似てるとはいえ違う競技ですし、ましてやONEでムエタイと名乗っているのはオープンフィンガーグローブで3分3ラウンドです。さらに差があります。
こうして立ち技の最強ファイターとなってから、彼女は数年前にMMAに転向してきます。
初戦でMMAの洗礼を受けたスタンプ。当然です。久保優太選手の時もそうでしたが、一年未満の練習でどうにか出来るほどプロ選手の寝技は甘くはないです。しかも、本人はタップしたつもりがなくても、タップと捉えられてしまったようで、こういう意味でも手痛い試合となりました。
しかも転向してまもなく、ムエタイのタイトルマッチで判定負け、キックボクシングのタイトルマッチで判定負けを喫し、全てのベルトを失い、いきなり崖っぷちに立たされます。
仕方がないです…MMAの練習と両立できるほど甘くはなかったということです。現役を引退したようなものです。チャンピオンタイトルのレベルであれだけ戦えたのがそもそも凄い事ですが。
しかし、それから初戦の相手をリベンジで下し、MMAを始めてから2年目でアトム級トーナメントに参加。このトーナメントの優勝者は、絶対王者であるアンジェラ・リー選手とタイトルマッチを行う権利を手に入れます。
自分は、え?と思いました。まあ、参加するのは自由だけど、トーナメント参加者はみんなMMA常連…ただ一人、インドのレスラーファミリー出身の生粋レスラー、リツ・フォーガット選手を除いては。この選手の家族、インドでは映画になったほど有名らしいです。でも、MMA歴は浅い。
自分は、この二人はありえないだろうと密かに思っていました。
ところが、蓋を開けると、激戦に次ぐ激戦の末、なんとこの二人が決勝に残りました。面白かったですね。そして決勝ではスタンプ選手が勝ちました。作中にスタンプというキャラを入れること決定です 笑
ハム・ソヒ選手もこのトーナメントにいましたが、怪我を理由に途中で辞退していたので、今回の試合まで二人は戦わずに来ました。
そしてスタンプは、アンジェラリーとタイトルを争い、かなり良いところまで追い詰めたのですが、ネイキッドチョークで締め上げられ、敗北します。
そして、ここに来て、スタンプ VS ハム・ソヒが実現することになる、という流れです。
さらに、少し前になんと絶対王者のアンジェラ・リーがプライベートをカミングアウト。
彼女は妹のビクトリアリーを亡くしていました(死因を直接語ってはいませんのであしからず)が、実はその前に、彼女は2017年に自殺未遂をしていたとのころです。ショックですね…あんなにハツラツとしていた王者がまさか…理由は、ちょっとはぐらかしていたような気もしますが、王者としてのプレッシャーとか…去年は出産も経験し、彼女には家族がいます…彼女の心の平穏を祈るばかりです。
そして、試合の前日、スタンプ選手とハム・ソヒ選手に、自分が引退する、だからこのファイトはタイトルマッチになる、ということを本人が直接スタンプとハム・ソヒに伝えます。その様子がこちらです。
https://youtu.be/ZiRyS3RGtjs?si=ilbUwWKMqCSyKStAハム選手からすれば『目標』。スタンプ選手からすれば『戦友』であったと思います。
https://youtu.be/uU_pBpps7ZE?si=f--ruqI61uojeBT4試合は恐らく私が海外に在住しているからフルで観れてはいますが、日本では観れないと思いますので、ハイライト版を載せておきます。色々とエモーションが飛び交う素晴らしい試合でした。まま、試合の様子はネタバレになるので言いません。