#ナイまる【ファンタジー小説作家】

プロローグを拝見しましました。

初心者によくあることですが、冒頭にあいさつをしてしまうことがよくあります。
ですが、読者視線で見ると阻害要因でしかありません。最初から一気に物語に引き込むために一行目でドカンと行かないとインパクトを強くできません。

＞ﾄﾞｺﾞｯ! ﾎﾞｺﾞｯ... ﾊﾞｺﾞﾝ...
｢おいおい...これで終わりと思ってんのかよwこの『雑魚』がよぉ！」

これはヘイトから始まるようにできていてよいのですが、『誰がなじっているのか』を明白にするために名前としぐさ。そのほかの仲間を入れるとリアルさが増します。腰ぎんちゃくは名前はいりません。
とにかく視覚に訴えることができるといいのかな？

ヘイトを貯める会話はプラス要因です。
そこからの大逆転を期待させること自体が大きなフックとなります。ここは多すぎてもよいと思っています。

各話のPVを分析しました。
プロローグがある割には第１話への減衰は少ないですね。
ですが第１話＝女神？の登場、で少し落ちています。

これは最近のトレンドでは省略されることが多いようです。

第２話が少し増えています。
ここから考えられることは目次を見てここに飛んでいるということです。

＞第2話　〜自分の能力と、その性能〜

読者はこれを一番見たいのでしょう。
ですからここを魅力的にしないと伸びないと思います。

つまりキャッチコピーで釣った読者がそのワクワク感を満たされ、さらにそこに加えて『主人公のキャラが立っていること』が条件なのかもしれません。

つまりこれを見た読者はそのステに魅力を感じなかった。
もしくは（これ重要）主人公が【どんなリアクションを取るか】を楽しんでいるのだと思います。

このリアクションがキャッチコピーとつながっていれば、読者はきっと満足すると思います。

ですがそれもキャッチコピーの出来映えなのですが。

主人公の魅力を引き出すための設定ないので、いじめからのざまぁをどのようにしていくかが見えないんです。

例として『蜘蛛ですがなにか？』とか
『スキル「糸」を手に入れた転生者。糸をバカにする奴は全員ぶっ飛ばす』
キャッチコピー
糸は素晴らしい！　誰が相手でも弄んでやろう
https://kakuyomu.jp/works/16816700429292089566
とか。

何を使って活躍するかが一目瞭然。
これがワクワク感です。

「これ、どうするんだよ？」

という疑問を出さないといけないようです。
ここがうまくいけば引き込めると思います。
（経験から分析）

『規格外チート能力』が何なのか。
それを使って主人公が活躍するイメージを伝える。
その主人公の魅力を、登場キャラとの会話やキメ技セリフ＝「またつまらぬものを斬ってしまった」ｗｗ。それにツッコミを入れるバディ。

第7話　〜イジメっ子たちの行方〜後編
も、PVが増えていますね。
前編も。

つまり先にざまあの結果が見たいのです。
そして面白くないとブラバしていく。
そしてそんな状況を作ってしまう理由は、一気に読ませるための『毎回のフックの弱さ』だと思います。

つまり私の予想では、毎回の文字数を制限したために「イラッ」＋「どこがおもしろいんだよ」となっているかと。

私の趣味かもしれませんが、たとえば

＞..世界がファンタジーと入り混じってから、数日。僕は誰もいない静かな場所で暮らしていた。イジメっ子もいない平和で楽な世界。でも...なにか忘れていることに気づいた。それは...

ここがシンプル過ぎて物足りない。

もっと苦労しないとそこから脱出するための手段としてステータスがあるんだとの説明にならない。

読みたいのは『ステータス』、そしてそのすごさを予想でできる、「どう使うんだ？」＝キャッチコピーの回収。

この流れを意識して改良してみてはどうでしょう？

頑張ってください。

追記
これを創作論に転載してもよろしいでしょうか？

どーぞどーぞ。使って下さい。

あ、でも名前は伏せでお願いします...