はじめまして、ナヨツマです。
2024年ももうすぐ終わる───12月も後半に差し掛かった年末ギリギリの時期。そんな一年という名の崖の際で、このノートは書かれています。この表現だと、まるで年越しと同時に崖から飛び降りるみたいですね。ざぱーん。
さて、今回は初めての近況ノートということで、前半はどうしてオリジナル小説を書こうと思ったのか。後半は名の通り、私の近況についてお話をしたいと思います。
【どうしてオリジナル小説を書こうと思ったのか】
まずはオリジナル小説の執筆、その始まりについてですね。元々とあるサイトで二次創作の小説を書きながら、「いつかはオリジナルも書いてみたいなあ」と、本当にその気があるのかすら怪しい、軽〜い気持ちでのんびり煩悩と版権作品をグツグツ煮込ませたものを世に排出していました。
その日もたしか、二次創作に明け暮れていたと思います。いつもと違っていたのは、文字書きを趣味にするとして、自分はずっと二次創作をやり続けるのだろうか、という謎の懸念があったかどうかでしょう。そう、その日の私はなんだかシリアスな面持ちと、謎の緊迫感に包まれていました。
でもでも、文章力は磨きたいけど趣味程度だし、というか二次創作だからどこまでいっても虎の威を借る狐って感じで……そうクヨクヨと思っていた私は、なんだか情けなく思えて、ついに自分自身に喝を入れたい!入れてやる!自分のバカ!という気持ちから、オリジナル小説の執筆を心に決めました。二次創作の小説だって最高ですし、オリジナル小説と比較とか、そういうことはするべきではありませんね。等しく読み物です。何が虎の威を借る狐だよ、と今となっては自分自身でも思います。ともかく、執筆の発端は勢いでしたね。
しかし、当時は真剣に悩んではいたので、たぶん無意識的に譲れない、もしくは自分で面白いと言われるものを作りたいという野心でも生まれたのでしょう。よく分からないですけど。(自分のことなのに)
そして、勢いのまま「妹によって!」が書かれました。それに伴い、今までしていなかった小説の購読やら、著名な映画の視聴なんかを始めました。(ちなむと、自分は本当に有名な作品にすら触れてない身でした。ハリーポッターも知らない、太宰治も名前だけ。読んだことがあるのはネットのSSだけ、という偏食家でした)
どうせ書くなら時間を有用に使ったと思ってもらいたいですからね。気付けば趣味の欄には特に書くことのなかった私に、初めて趣味らしい趣味ができたのです。私、読書、スキ。
ということで、現在進行形で学びながら素人がこうか、こうなのか!と手をばたつかせながら、やっとの思いで捻り出されたものが、私の小説になります。
だからぬるい目で見てね、と言いたい訳ではなく、私が言いたいのは誰だって小説は書けるんだ、ということと、小説って最高だという話です。行動だけで言えば「そりゃ執筆なら誰でもできるよ、はい一文字書いた!」と言えますが、やはり誰しもが足を止める理由は、精神的なものが多いでしょう。
小説なんて普段読まないし、ていうかストーリー構成ってなんだよ。著名な作品に触れたこともないし、本を読むのなんて国語の授業で斜め読みをする時と、SNSくらいだ、だから無理!とイコールで繋げてしまう人が多いと思います。
自分もそうでした。しかし、見てください。こいつ(ナヨツマ)は知識もない上、当たって砕けるどころか当たって滅びる勢いでやっております。
さて、ここで繋がるのが、小説は趣味として最高!という話です。上記のようなお先真っ暗とも言えるような状況で、素人の私が小説の執筆をしている理由なんてのは、小説は最高!それすなわち楽しい、というただそれだけしかないのです。
文字をボリボリするマリーアントワネットになってやりましょう。知識がないならつければいいじゃない、ということで小説を読んだり、自分で書いたりすることで、世の中に溢れる文章の見方が変わります。これが楽しい。昔から本に触れていれば、確かにアドバンテージでしょう。でも触れていなかったからって愕然とする必要はきっとないです。右も左も分かる、昔より成長した自分。その状態で著名作に初めて触れられるというのもまた、僥倖であると私は思います。
それに、文字はどれだけ時代が発達しても消えないでしょうから、役に立ちます。洗練された言葉遣いができるのって、素敵です。
しかも時代時代で人気の小説は生まれ続け、それに触れられる。飽きが来にくい趣味です。
しかもほら、私の趣味って読書なのよ。←なんだか知的!(偏見の領域)
ともかく、本に触れ始めて一ヶ月と少ししか経たない私ですが、時既にその楽しさの沼に溺れかけています。皆様にも是非小説を読んでいただき、それを書く楽しさを知って欲しいです。結論!勢いで始めたら人生が好転するくらいに楽しかった!きっかけ終わり!
【近況について】
12月の初めはひどい風邪をひいてしまい、寝込んでいました。寝ている時間が多ければアイデアが思いつくかも、なんてふざけたことを考えていましたが、実際のところ無理でした。咳が酷すぎて思考なんてまとまらないまとまらない。今ではすっかり治りましたが、もう二度とかかりたくないです。健康一番。
また、小説の執筆に関しては今のところ不定期更新です。一週間に一話は必ず書き上げたいと考えていますので、どうか気長にお待ちいただけると幸いです!
これにて、初めての近況ノートはおしまいです。
また次の近況ノートでお会いしましょう。