ひとまず完走したのでテキトーに感想とか。
1回目
お題:おうち時間
作品:家入大夢は留まる所を知らない(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219005127820)
ありがちな、からかってくる系後輩のラブコメ。
流石に単話だとラブコメ感薄いので、ジャンル設定は正しくはない気はしますが、これはもう数話書いてみようかなと思ってます。
テーマは比較的書きやすく、家での過ごし方ということで、この言葉が流行ったきっかけなんかも踏まえての内容になっています。
キャラクター名「家入大夢」は「家」に「入る(居る)」「タイム(時間)」ということで「おうち時間」が由来。
2回目
お題:走る
作品:天才美少女プログラマー(自称)網走蘭は東奔西走する(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219030933962) こちらのほうがラブコメちっくに思いつつ、主人公が女性なのでジャンルは変えておきました感。
テーマの「走る」というのを見たとき、ただ単に走るだけでは面白くないと考え、「走る」という言葉が使われた慣用句なんかをどんどん入れていこうと考えました。
最初は陸上部の男子二人の話だったのですが、仕事しながら「プログラムも走らせるもの」と思い至り、話を一から書き直しました。
結果、10作中1番か2番目くらいに好きな作品になってます。
キャラクター名「網走蘭」は網「走」「Run(蘭)」ということで「走る」が由来。
3回目
お題:直観
作品:第一回パーティー追放検討会(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219036694137)
ここから書きづらいテーマになってきたんじゃないでしょうか。
「直感」じゃなく「直観」で、感覚ではなく、瞬間的に本質を見抜くことを意味します。
というわけで、最初は直観的な意見を言い合うブレインストーミングをやるつもりで「第一回パーティー追放検討会」というタイトルをつけたのですが、書きながら内容が徐々に逸れていき。
ちょっとテーマに沿えているかは自信がないです。
あと今回初めてキャラクター名をつけずに書きました。
4回目
お題:ミステリーまたはホラー
作品:ミス照井は法螺を吹く(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219121629939)
ジャンルで言えばどちらも書いたことがなく、結果ホラーというよりは怪談というかネットロア的な、フェイクロアとかタグ付けてますけど、そういうよくわからん感じになりました。
話の内容もまあ、なんでしょう。実は解説とか書いてあったりするのですが非公開のままですね。
一応「意味が分かると怖い話」とか意識はしてますが。女子生徒が見た先生はバラバラになって飛んできた首だけだったり、そもそもこの話を誰が語ったのかとか。
「ホラー」だけに「法螺」というダジャレではあるのですが、本来の意味の「法螺吹き」とは仏の説法というわけなので、先生には仏になってもらったとか、そういう意味もあったりします。
キャラクター名「照井瀬愛」の「瀬愛」は「ライアー→嘘→ホラ→ホラー」が由来。「照井」は敬称付けて「ミス照井」で「ミステリー」。
5回目
お題:スマホ
作品:相樂啓太は変えられない(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219159927997)
今度は後輩男子と先輩男子のお話。舞台も会社と、他の作品よりは年齢高めに設定してあります。あんまそんな感じしないでしょうが。
本当はもう少し後輩側の圧を感じるようにしたかったのですが、ちょっとオチ付けるために失敗しちゃいましたかね。
キャラクター名「相樂啓太」は「ガラケー」から、「本間飛斗(ほんまあすと)」は「すまあとほん」のアナグラム。
6回目
お題:私と読者と仲間たち
作品:私市述の新作談議(
https://kakuyomu.jp/my/works/16816452219193209682)
なにこのお題。
悩んだ結果、ここまで書いた5作のうち3作を作中作として簡単な振り返りとか。そもそもこの作品すら最後には作中作扱いですが。
キャラクター名「私市述」は「私」と「のべる→novel→小説」より。「読売璃李」は「読」「リー(ド)→read→読む」から。「藍田愛加」の「藍田」は「アイディア」、「愛加」は「なかま」のアナグラム。
7回目
お題:21回目
作品:伊須狩裕太はもう一度裏切るのか(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219250743457)
前回があんまりだっただけに、結構書きやすかったです。
21年だからこのお題なんでしょうか。ただ、前世紀から生きているお年寄りな自分からすれば、やはり「21世紀」という印象の方が強く。
だから100年に1回の何か、と考え思いついたのが、100年に1回転生して裏切るこの話。
涙のくだりはキリストの涙を意味する「ラクリマクリスティ」というワインから。水をワインに変えたみたいな逸話もあったはずですし。
キャラクター名「伊須狩裕太」は「イスカリオテのユダ」、「末井紅莉栖」は「イエスキリスト」がそれぞれ由来。
8回目
お題:尊い
作品:喜右田ミコトを思い出す(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219287986853)
初SFですが、基本SF感ないですね。宇宙戦争的なののあとの話なんで。
某種的なロボットアニメのパロディみたいなところもあって、回想シーンで何回も殺されるあれです。
「尊い」というテーマに対して、近年世間的に割れている意味ではなく、本来の意味に近いものを選択した結果こうなりました。「たっとい」とでも言いましょうか。
一人称で書くより、三人称で書いた方がもっと死亡シーン使えた気もしますね。
キャラクター名「大和」「タケル」「ミコト」は、「尊い」という字から最初に連想した「日本武尊」より。「尊」という字が「たける」とも「みこと」とも読めるというのもあります。
あと「喜右田(きえだ)ミコト」で「消えた命」、「大和耕作」の「耕作」は「工作員(スパイ)」という意味で、実はあの戦争で宇宙軍が勝ち得たのは、地球側の主力兵器に乗っていたのがスパイだったからという話。
9回目
お題:ソロ〇〇
作品:珠算部の全国優勝を目指す話(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219320506755)
この内容になった理由は「ソロ○○」というテーマに対して、「ソロで○○する」という意味とは違う意味合いで書きたいと傾いた結果、「ソロバン」というのが浮かんだからですね。
ある意味一番好きな作品というか、書きたかったものに近い物が書けたなとい思ってます。
というかこの話の2割くらいは実話だったりします。もちろん団体で大会には出たんですが。
そう言う意味では自分は全国3位だった彼のポジションに近いですかね。県で団体優勝できず個人出場して上位に来た人も知ってます。
キャラクターに名前は付けてないですね。最初は学校名を「火鳥商業」とか付けてましたがやめました。「ソロ→一人→ひとり→火鳥」です。
10回目
お題:ゴール
作品:この命のゴールはどこにあるのか(
https://kakuyomu.jp/works/16816452219386480409)
最後ということで欲張りセットです。
チート追放悪役令嬢ハーレムラブコメ。まあ人気のある感じのもの詰め込んでおけばいいだろうとかいう雑な奴ですね。現代ファンタジー、SFからも何か書きたかったですが、ちょっと思い浮かばずで。
ゴールというテーマでありながら振出しに戻るという、これも外した作品にはなってる気がしますね。
ここでもキャラクター名なし。
とまあ、通常連載書きながらとりあえず完走してみました。
なかなか本来書いてるほうが行き詰ってる(息詰まってるともいう)感じなので、いい気分転換にはなりました。
まあただ、自分の話の引き出しのなさというか、風呂敷の広げ方の下手さというか、なんかそんなものを改めて感じた気もします。
とはいえ、そんな拙作も評価ないわけじゃないので、とてもありがたい限りではあります。
この10作書いたことを今後の活動に生かせればと思います。
以上。