コンテストは、作品づくりが一番大事だが、まずは――営業活動をするべきだ。具体的には「相手の作品を読み、短い感想を書くこと」。これだけでも、「カクヨム(書く・読む)」になる。作品を読まないで、「読んでくれ!」と言うのは無責任極まりないぜ。
次に筆者にとって、★の評価は大いにありがたいけど……★爆行為(フォロワー同士で★を付けあう行為)が問題視されているので、できれば誠意を持って、レビューコメントにすると良いだろう。
コンテスト中。自分の超面白い作品を読んでほしい! ――と思うが、どうすればいいの? と悩む方に朗報だ。
カクヨムのパワースポットと言われる【タカナシ】様が、今年も紹介エッセイを公開。カクコンのほとんどの受賞者が、この方に作品の魅力を紹介されている。「受賞したいっ!」という気持ちがあるならば、以下のURLをクリックし、フォローをしよう。
『カクヨムの、カクヨムによる、カクヨムのためのカクヨムオンリーを作りたい! カクヨムコン11』
https://kakuyomu.jp/works/822139836683983343
――さて、作品づくりについて話そう。
カクコンは、『〆切までに10万文字を書く』、という富士登山に等しい苦行をする。応募開始と同時に、原稿を書き始めるのは「一部のスーパー速筆人間」以外は、難しい問題だろう。
だから、前もって原稿を用意するのだ。大体、半年前ぐらいからやっていれば、話のストックができて、余裕を保ちながらの連載が可能だ。かくいう私も、今年の六月からやり始めた。……結構遅筆なので、今のところ4万7000文字までしかできてない。おい、笑うんじゃねえぞ?
二番目にタグ。これは検索機能で探す際に、ヒットするタグが望ましい。私の作品で、例を出してみよう。
①女主人公
②師弟愛
③もふもふ
④異世界転生
⑤階級社会
⑥成り上がり
⑦学園
⑧カクヨムコンテスト11
人気かつ、わかりやすいタグで埋めている。ダメなのが、一つのタグに長文を入れること。かなりニッチになって、他の検索ヒットがしづらくなる(経験談)
キャッチコピーは「作品の魅力を伝える」ので、一目でわかりやすいものを。
〈キャッチコピーの例文〉
「闇堕ちヒロインの窮地を救ったら、なぜか〝病み属性〟に!?(28文字)」
〝闇〟と〝病み〟を掛けてある。最近のヒロイン属性が「ヤンデレ」が多いから。上記のキャッチコピー、たったの五秒で考えた。決して自慢ではない。
……コホン。あらすじも同じだ。作品ページでは88文字までが表示されて、それ以降は「続きを読む」になるため、短くするなら88文字で。これは個人の裁量だ。長い方が良い場合もある。
タイトルは昨今流行りの長文もあるが、私は短く簡潔にしている。……単に、長文タイトルを考えるのがめんどくさい笑
ここで、ちょっとしたコツ。各話本編の最後に、『ここまで読んで面白いと思ってくれた方は、フォロー・レビュー(☆☆☆を★★★に)して頂けると、大変励みになります』を入れると、読者が「フォローしなきゃ」と感じて、作品のフォローしてもらえるかも。
56文字は稼げるが……ただの原稿の文字数稼ぎにしか思えないと、私は考えている。投稿サイト【小説家になろう】だと、「まえがき・あとがき」の機能があるから、カクヨム運営がこの機能を付けてくれたらいいのに、って常日頃思う。――あなたもそう思わないか?
投稿時期について。
オススメは初日。これは最初の一週間は、ランダムでのランキング制になっているため。時期が遅れて投稿すると、名の知れた物書き達にランキングを支配されるから、初心者は早めに作品を投稿してくれ!
時間帯は、初日がPM12:00頃。その後は通勤・通学時間やゴールデンタイム(PM18:00〜22:00)にする。PM20:00あたりが最も良い時間帯だろう。
そして各話の更新後には、近況ノートで、「〇〇の第○話を更新」と書き、その作品のURLも必ず載せておこう。近況ノートを見ていたユーザーに、読んでもらえる可能性が増えるからだ。
自分的には平日のみ更新し、土日を執筆の時間にすると心に余裕が生まれるぜ!
初心者の皆様。郡雄割拠なカクコンを突破するには、苦労もあるが……努力は裏切らない、を最後に筆を置かせていただきたい――。