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「第十四話 鬼姫、歌を詠む。」更新(※AI画像あり。)

鬼姫の最新話を更新しました。

📖『鬼姫は月夜に恋ふ~闇にゆらめく紫焔の光~(仮)』
https://kakuyomu.jp/works/16818093084547729539
⇒「第十四話 鬼姫、歌を詠む。」

う~む、なんだかこの近況ノートが、大河ドラマの後にある解説広場っぽくなりつつあるなぁ(;゚∀゚)
楽しんで頂けていたらいいのですが💦
私も鬼姫を執筆するにあたり、色々と資料本を読み漁ったり、撮り溜めていた大河ドラマ『光る君へ』を見たりしております。
ですが、高校では日本史でなく世界史をとった上に、なんちゃって理系人ですので、おかしいよって部分があれば是非教えて頂けたら助かります(*ᴗˬᴗ)

まぁ、ファンタジーなので時代考証に合わせる必要はないんですけども💦

今回の話では、色々と言い訳をさせてください💦
まず、今話もまた、たくさんの新キャラたちが登場します!
も~すみません!!(。>ㅅ<。)
宮中ものは、どうしても伏線のために人がいるわいるわ(;´д`)
私の既出作品の中でも、こんなにたくさんのキャラクターを出したのって初めてかもしれないです。
覚えなくてもいい人もおりますが、しっかり作中で解説している人物は、後々の話に関わってきますので、出来れば関係性くらいはご記憶頂けると読みやすいかもしれません。
わかりにくいよ!という関係性がありましたら、是非教えて頂けると助かります!

今回のAI画像に選んだ御方は、蔵人頭である平 秀好(たいらのひでよし)です!
ふっふっふ……わかりますかね? 気付きますかね??
「秀好」は、「豊臣秀吉」からもじりました!
つまり、桃太郎の家来・猿です!!!(こじつけー!)
姓の「平」は、四天王「卜部季武」が「平季猛」とも呼ばれていたことから持ってきました。
でもって、人物像としては在原業平をモデルにしています。
宮中一のプレイボーイとは、こやつのことよ!(✧Д✧)✨

紫焔の印象は最低最悪ではありますが、こいつとの絡みもありますのでお楽しみにーw

ちなみに、「蔵人頭」というのは、王の秘書的な立場にいた人で、出世コースと言われていました。
実際の在原業平が出世したのは遅かったそうですが、まぁ仕方ないからうちの作品内では若い内に出世させてやるよ(なぜ上から目線)。
実は「蔵人頭」って言葉、これまでのどこかの話で出ていますw
忘れていても問題はないですけど、もし分かった方がいらっしゃったら嬉しいなぁ。

秀好のプレイボーイっぷりを表すエピソードと、この後のミステリー要素に少し絡んでくるので、美人三姉妹を登場させました。
この三姉妹、和泉式部を少し参考にさせて頂ております。
和泉式部は、大江雅致の娘で本名は判明していないそうです。
で、美人三姉妹を巡って男があたふたする話と言えば……ギリシャ神話に出てくる「黄金のリンゴ」を思い浮かべました。
まぁ、この手のシチュエーションは、よく見かける手でしょうけど((;゚∀゚)

それから、これまでにもちょこちょこ役職名は出ていたかと思いますが、尚侍を登場させています。
彼女も後々まだ出てくるかなぁ。

敦姫は、完全に「篤姫」からもじってると思われてるだろうなぁ~( ˊᵕˋ ; )💦
言い訳すると、和泉のモデルにした貞保親王の妹に敦子がいるのです。
それを姉に変えて「敦姫」とさせて頂きました。
ネーミングセンスがないって? ……うん、それは知ってる_:(´ཀ`」 ∠):

あとやたら「〇子」とつく名前が多いのは、仕様です!(う〇こじゃないよ!)
平安時代は、「〇子」とつく名前が多いのです!(丸子だね)
「子」という漢字には、「一生」「ずっと」というような意味合いがあり、例えば「幸子」という名前であれば「一生幸せになってね」という親の願いが込められている素敵な名前なんですねー。
今時の子から見れば、古臭い名前に見えるかもしれませんが、いい名前んですよ、ほんとに。

一体何の話でしたっけ?( ºωº )チーン…

えー次に、和歌です!
コンテストの応募要項にある「雅」さを出すために、今話の歌合エピソードを取り入れました。
男女の痴情のもつれ……伝わるかしら?(;´д`)
それにしても奈津美ちゃん、ゴシップ詳しすぎですね~ww
そこはもうほら……主人公が無知だとね、どうしてもこういう立ち位置キャラがいてくれると、作者は本当に助かるのよ~💦

作中に登場する和歌は、ほぼ歴代の歌人たちからお借り致しました(;´д`)
著作権は問題ないはず!
秀好の歌は、彼が在原業平をモデルにしていると伝えるために、彼の歌を使っています。
元は「春」でしたが、桃が食べられる時期の後なので「秋」に変えています。
孝子の詠んだ歌は、紫式部で、男ではなく古い友のことを思って書いた歌です。
繁子の詠んだ歌は、百人一首にも含まれる大江千里が詠んだ歌です。
これらの既存にある歌を使って、なんとか男女間の泥掛け合いを表現してみたのですが、いかがでしょうか?
唯一、紫焔が詠んだ歌だけは、オリジナルの和歌になります。
作中では「倭歌」としておりますが。
まぁ、おわかりのとおり、紫式部の歌を少しもじっています💦
和歌も素人ですので、おかしいところがあれば是非教えて頂けたら助かります!

ふー。こんなところかしら?
自分でも今までになくめちゃくちゃ頭使って書いています(;´д`)
歴史+ミステリーで更に難易度を上げている気がする……( ºωº )アホカ。

もし、わかりにくい箇所がありましたら教えて頂けると助かります(*ᴗˬᴗ)

次話で、ようやく【第三章】が終わりとなります。
全部で四章構成にしたので、【第三章】のうちに必要なキャラクターを全員出す必要があります。
まだ名前が出てないやつもいた筈(゜-゜)
【第四章】では、これまでの伏線回収に努めますので、お楽しみに!
この調子なら締め切りに間に合うかなーと思ったのですが、また最終週から会社で研修を受けなくてはならず、やっべー!となっています(;´д`)

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いつもいつもありがとうございます!!
✨。゚゚(*´□`*。)°゚。✨

3件のコメント

  • やはり、伏線が仕込まれているのですね! 時間が無いのでGood-pointを1点;沢山の人物が登場していましたが、驚くことに違和感や読みにくさが全くありませんでした。多キャラが出るエピドードでこう感じた作品はカクヨムでこれが初めてです。素晴らしい描写です。

    近況ノートでの丁寧な解説ありがとうございます。読者としては凄く嬉しいです。後でゆっくり読ませていただきます。
  • 子のつく名前は、今の皇族の方もそうですね!
    天皇家の男性は「仁」が多い気がします。
    眞子さまや佳子さま、愛子さま……(分かる範囲)。
  • TO:🌳三杉令 さま
    (ΦωΦ)フフフ…果たして、その伏線を生かしきれるのかが問題です💦
    わぁ~お忙しい中お読みくださりありがとうございます!!!✨
    キャラの書き分けできてましたか?!
    そう言って頂けて安心しましたε-(´∀`*)ホッ
    近況ノートの解説まで読んで頂けてありがたいです(´•̥ ω •̥` )✨
    落ち付いたら、エッセイにうつしますww


    TO:月兎アリス@入賞目指し〜羽ばたけよ〜
    そうですね!今の皇族の方も「子」がつきますね。
    「仁」はたぶん次男とかそういう意味合いもあるんじゃないかなぁ。
    (´∀`*)
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