Q. 好きな作品はなんですか？
A. 「性描写の無い作品全般」かな〜。たまに濡場シーンっていうの？ そういう描写が入ってる作品があるんだけどさ、なんかそれ見てると途端に冷めちゃうんだよね。
Q. 何か理由でも？
A. まあ強いて言うなら、性描写ほど扱いづらいモノはないから、かな。上手く扱えば動機付けとかに大きく貢献するけど、大体のものは冷める要因にしかならない。だって登場人物からしたらプライベートなことじゃん。私たちは神の視点、もしくは第三者の目線からその行為を盗み見てるワケ。何を見せられてるの？ って思っちゃう、大体はね。それに見合う展開だったらいいと思うけど。
Q. なかなか強いこだわりがあるんですね
A. ん〜そうかな？ 例えばさ、この場に一人の若い女の子が居ました、顔とか体型は各自で想像してね。彼女は創作上の人物です、彼女は普通に生きて普通に暮らしています、彼女は非処女です。
ん？ って思わない？ その情報いる？ ってね。どれだけ魅力的なキャラだったとしても、性に関する情報が出たら一気に生々しくなる。今まで美化してきたメッキが一気に剥がれて、よりリアリティある人間的なキャラになっちゃうんだ。人間ドラマとかを売りにするならいいけど、「架空」を売りにしてるモノは性描写は控えた方がいい。登場人物が現実味のないモノであるほど、その作品の良さは引き立てられていくからね。
Q. 「メアリー・スーの殺し方」について、どう思いますか？
A. あぁ、そんな名前なんだ、この作品。さっき話したことを踏まえると...？ もちろん大嫌いな部類だね。ダークな部分を強調させたいから性描写をちょっとだけ入れてるってのが最高にダサい。それに私の扱いも悪い、もっと優遇しろ。
Q. ...。