こんばんは。五月メイです。
対して重要なことを書くわけでもありません。
雑談です。ホントに雑談がしたいがために近況ノートを作ったと言っても過言ではないです。
では、挨拶はこの辺りで終わりにして、本題を書いていきましょう。
ここで書くのは詠唱の言葉選びのセンスが良い人って羨ましいよね、ということです。
いや、ホントに切実な話、拙作「破壊の魂と燈屋の恋愛譚」の詠唱文が決まらない訳です。
一番苦労したのは多分、邪神戦の解放の文です。
良さげな言葉を探し、良さげな感じで繋ぎ、とやってみたは良いものの、出来はイマイチ。作り直してみれば、より酷くなる。ホントにあの時だけは発狂ものだったと思っております。
で、出来た文章がアレです。(もし、読んでない人が居たらネタバレになるので出来るだけ濁します)
TYPE-MOONの 奈須きのこ 氏のFateシリーズの詠唱文とか、とにかく参考資料とするべく魔法系のアニメを大量に観ました。加えて、ラノベなんかも爆買いしました。
…まあ、自分の血肉になったかと言えば微妙なところですけど。
Fateシリーズに関しては、外国語率が高すぎて参考にならなかったんですが、ネットで調べてみると結構、翻訳があったのでどうにか理解できたというところです。
あとは 宇野朴人 氏の『七つの魔剣が支配する』という小説にもインスピレーションを受けました。
余談ですが「はかとも」を書こうと考えたのは結構前のことで、元々ざっくりとした構想自体はあったのですが、うまく文章化できず、年末ギリギリで投稿となった経緯のある作品です。「小説家になろう」で書いていた小説を完結させた後くらいに書き始めたのが、「はかとも」です。
ちなみに、私はプロットだとかを書くのはとても、とても、苦手です。
と言いますのも、プロットを書いても私、良いと思ったものを次々に入れていってしまう質で、最終的にプロットとは全く違う方向に行ったりするので、書くだけ無駄だと気付き、その場のノリとテンションで書いてます。
と、少し脱線しましたが、雑談なので許してください。
それで、話を戻しまして自分の中で詠唱文が凄い!と思っている作品は先ほども書いた通り宇野朴人 氏の『七つの魔剣が支配する』の詠唱とか凄いと思っています。
実は私自身、長い詠唱って嫌いなんですね。正直、読むの面倒だし、作者視点で言えば考えるのも大変だし、まあ良いことは無い訳ですよ。もちろん、持論ですが。
で、しいて言うなら利点としては演出としては最高だと思っています。アニメとかで長い詠唱するじゃないですか、アレは良いんですけど小説になるとホントに読むのがしんどい。
じゃあ、何故あんな長ったらしい上に読みづらい詠唱にしたんだ、と思われると思うのですが、Episode.1のプロローグで書いた通り、深夜テンションで書いた為です。
で、思わず筆がのってしまい、詠唱の設定を作った訳です。
結果として、そのまま引用してきて長い詠唱文が完成した訳です。
最初の方の詠唱は比較的、短かったんですけど話数が進むにつれて調子に乗りました。ハイ。
あと、詠唱だけじゃなくて地の文とかまでお洒落な文の方がいらっしゃるんですよ。
その方が 暁佳奈 氏なのですが、ホントに読んでて惹き込まれるんですよ。KAエスマ文庫 様から刊行されている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、読んでて涙が出て来るレベルです。
KAエスマ文庫というレーベルは特殊で、売ってる書店が少ないんですよね。結局、ネットで購入したんですけれど、ヤバかったです(もちろん、良い意味です)。作品を読んでいると語彙力が消え去ります。
正直、アニメになると更にヤバくなります。京都アニメーションの神がかった作画によって、進化しています。
皆様も是非、暁佳奈 氏の小説を読んでみて頂ければな、と思います。
去年の四月頃に 暁佳奈 氏の新作『春夏秋冬代行者 春の舞』と言う作品が電撃文庫のカクヨム公式アカウントで公開されていましたので、読んでみて下さい。
本当に年齢問わずに読んでほしい作品ですね。
…雑談と言いつつ 暁佳奈 氏をひたすらに推しているだけな気がしますね。
「はかとも」を書くにあたってインスピレーションを得た作品として『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が挙げられますね。
というわけで、「はかとも」が出来るまでにはかなりの作品から、インスピレーションを得させて頂きました。
こんなにしょうもない雑談にお付き合い頂きましてありがとうございました。
皆様、季節の変わり目ですのでお体にお気をつけてお過ごし下さいませ。
それでは、「はかとも」を今後ともよろしくお願いいたします。
追記
今月中に新作短編小説を一作公開予定です。
皆様に読んで頂けるとありがたいです。
以下に私が「はかとも」製作にあたりインスピレーションを得た作品を示します。
小説
・暁佳奈『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』KAエスマ文庫,二〇一五年
・宇野朴人『七つの魔剣が支配する』電撃文庫,二〇一八年
・二語十『探偵はもう死んでいる』MF文庫J,二〇一九年
・しめさば『ひげを剃る。そして、女子高生を拾う』角川スニーカー文庫,二〇一八年
・友麻碧『浅草鬼嫁日記』富士見L文庫,二〇一六年
アニメ
・奈須きのこ『Fate/stay night』スタジオディーン,二〇〇六年
・秋『魔王学院の不適合者』SILVER LINK.,二〇二〇年