• 異世界ファンタジー

15話執筆中、頂いた感想について、今後について

 昨日は発見の上に発見がある日でした。非常にためになる。お願いしていた感想が上がってきて、自分と世間の乖離が著しい。面白い物ですよ。

 色々言われたことで踏ん切りがつきました。寝る前に小説のタイトルを元々設定していたものに変えました。書き上がるまで我慢しようと思っていましたが、人間素直が一番ですな。

 さて。文章その物に関する指摘はほぼそのまま採用したいですね。期待通りの素晴らしい校正だと思います。

 内容に関する指摘は落とし込みつつ、自分でアレンジして反映させたいですね。ハッとなる部分もあるが、それは違うと思っている部分もあるからです。それでも言われてごもっともだと納得した部分は多い。惜しむらくは応援コメントへの返信に返信が出来ない事(笑)
 なので一点だけ、ここは譲れないと言うのをこの近況ノートに書こうかと。一部は採用しますけど。

まずは抜粋から:
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それに、その思考が書かれてないでしょ? 舐められたら終わるから牽制するみたいな内容の思考がほしいよね。せめて。主人公の思考はあれほど書いていて、周囲の視覚的情報を集められるくらいには冷静なのに、そこから出る結論がやけに短絡的で、それはやっぱり矛盾ではあるよね。もしそうしたバックボーンがあった上での言動なら、思考にもそれを反映させないとじゃない? 第一話に書かれた情報だけで、少なくともそうした特殊な環境で育ったから考え方も多少特殊そうだなってわかる要素ある? 全部説明しなくていいから、それを読者が推察できるヒントとか、ガイドがほしいわけだよ。むしろ最初のシーンを飲み会じゃなくて喧嘩とか抗争とかで、ってするだけで、そういう世界に身を置いたことがあるのかこの主人公ってなるじゃない? あとはやっぱり思考の中に、本能的な自己防衛を示唆する部分を入れてほしい。本能的にとはいっても、思考にもそれは現れるはずだよ。今はほぼそんな思考ないけどね。これがまさしく、読んでみればわかる、の部分だね。リョウくんのバックボーンがわかるところまで読めば察してもらえる、というていでのものでしょ? でも一話から匂わせる描写はほしいわけだよ。伏線ってやつだね。
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 関係のない人に説明をすると、冒頭での主人公の行動が短絡的すぎて「どうなの、これ? 」と指摘されたので、「いや、これは彼の経歴からくる自己防衛反応なのです」と私が回答をし、それに対する指摘が上記の物となります。

 結論から言うと、出だしを飲み会じゃなくて抗争とかにした方が分かりやすいと言うのは納得です。もしかしたらそのまま採用するかも知れません。ごもっともだと思いますね。有難い指摘です。飲み会は確かに弱い。ミスマッチ。
 だが、
“舐められたら終わるから牽制するみたいな内容の思考がほしいよね。せめて。……あとはやっぱり思考の中に、本能的な自己防衛を示唆する部分を入れてほしい。本能的にとはいっても、思考にもそれは現れるはずだよ。”
 これは違う。実際にそういう行動が身に染みついている人間はそんな事を考えない。条件反射なんです。場に即していないなんて考えも浮かばないのです。どれだけ周囲を冷静に見ていても、真っ先に出るのはもっともなれた反応。主人公は若い。まだ21歳に過ぎない。人生の記憶などせいぜい10年分。10歳以下の頃は断片的にしか覚えていないもの。その人生10年の半分以上をやさぐれて過ごした彼が慣れない状況で取れるオプションなんてたかが知れている。絶対的に経験が足りない、経験が偏っているから。
 言ってしまえば、ここで「舐められるわけにはいかない」と考えて行動に出るのは一般人。悪ぶっているだけのカタギ。グレている若者はそんな事を考えない。彼らの中では当たり前すぎて考えるまでもない。それ以外に何の対応法も知らないから。そんな思考の描写を入れて、後で「こんな経歴ですよ、筋モンになっていないのが不思議な経歴ですよ」と言われても私なら首を傾げる。その割にはカタギみたいな反応だったな、と。これでは本当にグレていたのかが疑わしい、と。
 だから
“これがまさしく、読んでみればわかる、の部分だね。リョウくんのバックボーンがわかるところまで読めば察してもらえる、というていでのものでしょ? ”
 ここも少し違うかと。経歴への伏線なんです。初っ端の反応がその後の行動とズレている事に違和感を覚える事への答えが経歴です。あの育ちだったからあの反応だった、と。時間が経って冷静になった主人公は今度は頭で考えて行動をするようになるので、当然、ガラリと変わる。なので、「察してもらえる」ではなくて、「これが答えです」と提示しているのです。まぁ、そんな疑問が生じていない可能性と、不良の心理をよく知らない、そっちの世界には全く縁の無い人が読む可能性を完全に見落としていますね。提示した回答が理解されない、ってやつですな。あはは(^^;

 長々と書いてしまったが、要約すると、私の中では常識である「カタギとそうでない者の違い、及びそれの見分け方」が世間の非常識だと分かる指摘ですね。

 元から冒頭の2万~4万字は大きく改稿する予定でした。頂いた指摘は非常に参考になります。

 絶賛長文中ですね。今後の予定に移りましょう。

 改稿をどうするのか、ですが、これは裏でチマチマとやっていきます。一通り作品が形になってから大きく入れ替えようかな、と。何よりもまずは書き上げる事。これに集中したいためです。
 文章についての指摘は適宜、反映させていきたいと思います。少しずつですね。大量にあるのでね。自分でも学びながら校正していくスタイルを取りたいです。

 以上、近況報告と反論(?)でした。第15話は執筆中です。頑張ります(`・ω・´)b

1件のコメント

  •  仰る通り、見せ方に難ありだとは思いました。これも腕を磨いて改善するべき点の一つですね。大真面目に読んで頂いた感想からは得る物が多い。

     折角なのでキャラ設定にちょっと触れると、リョウ君の不良ならではの脊髄反射が強みでもあり、弱点でもあると想定しています。

     咄嗟に固まることなく、とりあえず行動に出られるのは強み。その行動が威嚇や虚勢、周りへの攻撃であるのが弱点。中盤(?)くらいにこの癖のせいでえらい目にあう出来事も用意をしてはいます。上手く書けるかな?(^^;

     またいつでも読みに来てください。それまでに文を綺麗にお掃除する自信はありませんが、頑張ります。
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