• 異世界ファンタジー

クリスマスまでには帰れる

星もPVも全然増えない0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_

まぁ、そんな些末なことはさておき(言うほど些末だろうか。ボブは訝しんだ)

今回はちょっとした小噺をば。

タイトルにもあります「クリスマスまでには帰れる」は第一次世界大戦で実際に口にされた有名な死亡フラグです。開戦当初、どうせ直ぐに終わると皆さん何処か楽観的で、若者を戦地へ送り出すために国家が「クリスマスまでには帰れる」と言い、若者もまた見送る親や恋人に「クリスマスまでには帰れる」と笑いながら言ったわけで御座います。

結果はまぁ……お察しの通り()

戦争は長引き、死者は増える一方。最終的には約1000万もの命が喪われ、2000万を超える負傷者を出して一度目の世界大戦は終結します。まっさか、この直後にとある流行病でその2倍〜4倍もの命が消し飛ぶとは思うまいて。

因みに第一次世界大戦の悲惨さをこれでもかと見せ付けてくる名作映画があるんですよ──「ジョニーは戦場へ行った」って言うんですけどね(おいバカ止めろ)

戦争ものをお書きになられる際は、皆様是非とも「クリスマスまでには帰れる」をお使い下さい。それまでの展開がどんなに希望に満ちていようともあら不思議、用いた途端に「あ、これ死んだわ」という謎の確信に至ること間違いなし(っ´ω`c)マッ...

1件のコメント

  • このフレーズから、第一次大戦のほんの一部の地域で発生した「クリスマス休戦」のことも思い出しました。ほんのちいさな奇跡的なひとときですけども。コメント失礼しました。
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