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電撃つながりでおすすめのラノベとか

電撃に投稿しているというつながりで電撃大賞の作品はよく読んでいる。

おすすめは、第28回電撃小説大賞銀賞受賞「竜殺しのブリュンヒルド」の作者――東崎惟子さんの「少女星間漂流記」という作品で、何故ここに取り上げたかというと、2巻の最後の話「書の星」で、自分にとって面白いが、他人にとってはわからないという話の典型的な形が語られている気がするので。

作中で語られるパワーワードで「読めるゴミ」というのが印象的だった。
これも作中で語られるが、素直でいい人は小説書くには向いてないというのは一理あるのかもしれない。

しかし、ケッチャムの名が語られるライトノベルは初めて読んだ。
ケッチャムもおすすめの作者だが、後味がひたすら悪い。ライトノベルじゃないけど。

キノの旅に雰囲気が似ているソフトSFの百合もので、これらの要素が問題ないなら一読の価値はあるかと思われる。

「竜殺しのブリュンヒルド」も拝読し、よい作品だと思うが、個人的には「少女星間漂流記」の方が好みではある。


後、日本ホラー大賞の本も大抵読んでるが、横溝正史賞と一緒になったので、今一つ読むモティベーションが下がっているのが否めない。

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