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トラウマ・ストーリー

 骨が苦手で。5歳の時祖父が亡くなって、人生初の葬儀に出た。そして当然その後に火葬が来る。
 5歳で、祖父がかまから出てきたら骨になっていた。それを箸で拾って骨壺に入れた。これは本当に衝撃的な出来事で、私の中でトラウマになった。
 だから私は骨が苦手で自分の中に骨があることもどうしても認めたくない。それくらいの恐怖心を持っていた。でも骨なんて別に日常的に意識してるわけじゃないからそんなに問題になるかというとそうでもない。
 でもある時突然チャンスは来るわけだ。何故か突然この骨へのトラウマを解消したくなった。
 そして書き始めたものが、こういう物語になった。
 今でも別に好きじゃないし、関わりたいわけじゃない。
 でもトラウマって克服したいじゃない?

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